昨日近所のシネコンに「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を観に行ってきました

一言だけ感想を・・・と聞かれたら
「さすがメリル・ストリープ!」
アカデミー受賞は納得です!

私の記憶に残る英国首相はやっぱりサッチャー・・・
何をした人なのか、どんな人なのかまったく知らなかったけどね
小学生のとき、フォークランド戦争が起きた
給食のフォークをみんなで取りあってる時に「あぁぁフォークランド戦争だぁ」って
誰かが言って、そのことが学級新聞に書かれたことがあったっけ
その戦争の時、英国首相だったのがサッチャーさんだったのね

女性が一国の首相になる・・・
それは今も昔もとても大変なこと
もちろん男性だってそうかも知れないけど、きっとそれ以上の努力をし、勉強をし
たくさんの犠牲を払い・・・
女性が社会で働くって、そういう面があることは確か・・・
サッチャーさんが首相になった79年なんて、今よりも厳しかったはず
「鉄の女」にならなければ生きてくことが難しかったのかも知れない
女性が男性社会の中で闘い続けて行くことの厳しさが痛いほどに伝わってきました
映画中、何回もメリル・ストリープがサッチャーさんに見えてしまうほどに
その演技力は素晴らしいものでした
現役時代のサッチャーさんは敵・見方含めたくさんリサーチをしてその人物像を
作り上げ演じたそうです
老いたサッチャーさんは想像で演じたとのこと・・・
でも老いたその姿で、もう亡くなってしまった夫・デニスを探す
「あなたは幸せだったの?デニス」と泣きながら呟く姿
もう涙がダラダラ・・・

ただのサッチャーさん偉人伝ではない映画です
うまく言えないけど感動した!
闘い続ける孤独みたいなものをメリル・ストリープの迫真の演技からビシビシ感じました
女子必見です!!