『今日が「最後の1日」だとしたら、今の仕事で良かったですか?』(著:中村将人)

先月、いつも読んでる本を参考にさせて頂いている方のブログに紹介されていた本
タイトルにドキッとして東京で見つけて購入してきました(今は地元の本屋さんでもありますよ)

著者の中村さんは私と同世代ですが、今までに5回も死ぬかもしれないという体験をされた方です
そんな方が語る内容には頷ける点も多かったのですが・・・

「そう思えないから、そうずっと思い続けられないから真剣になれないんじゃん」
って思ってしまうところもあり・・・
中村さん的にはこの方法で今でもモチベーションを保っていられるかも知れないけど
そうできない人もたくさんいるんじゃないのかな?って
私は書かれてることに共感はできたけど、この本を読んで
「さぁぁぁ自分のミッションを探すぞぉぉ」ってなれる人は少ないかな・・・

人は本当に困らないと考えない
自分の人生のミッションなんて漠然としたものなんか特に(苦笑)
キャリコンの私がこんなことを言ってはいけないと思うけど、それが現実


ある先生に昔質問した時の返事に当時はビックリしたけど、今なら何となく理解できる

私:「先生、誰がどう見ても問題だって思えるクライアントに問題だと指摘するものなの?」
先生:「どうして指摘するの?本人が問題だと思って困ってるなら別だけど、本人が
    問題だと思ってないなら放っておけば良いのよ」

確かにそうなんだ・・・本人が困ってなければそれは問題ではない
どんなに周りから冷たい視線を浴びていても本人がそれでOKなら、それは問題じゃない

結局さ世の中いろんな人がいる
ミッションを追う人もいるし、流れに身を任せて生きていくのが好きな人もいる
どっちが良くて悪いってことはない

中村さんの思いは伝わってきたけど、もう一歩って感じだったかなぁ