昨日観てきた映画「クロッシング」

観終わったあと、どうして良いのか、この気持ちをどうして良いのか分からなかった

海を隔てた隣の国に実際、この瞬間も起きてる出来事なのに
まるで作り話のような、昔の話のような感覚だった
今までテレビで観たり聴いたりするその光景は何だかリアルじゃなかった・・・

この映画の中でヨンスが
「神様は豊かな国にしかいないのか?」
と泣き叫ぶシーンがある

ヨンスの故郷では命がけで手に入れる薬が
隣の豊かな国では保健所でタダで支給される現実

なんなんだ・・・
この現状はなんなんだ・・・
どうしていつも犠牲になるのは弱い者なんだろう・・・

生きるってこんなに過酷なものなんだと
小さなジュニが語っていた気がする
ただただ、大好きなお母さんとお父さんと3人で暮らしたかっただけなのにね・・・