新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか』(著:樋口弘和)

これも結構前に読んだ本で、ちょっと?かなり内容を忘れかけてるな・・・
もともと私は人事でも採用担当でもないんだけど、やっぱりここ数年の新社員は
ちょっぴり分からないなって思う時がある
でも、これはきっといつの時代でも言われ続けてきたことなんだと思うけど
なんかそう言うのとは違うニュアンスで「分からないな・・・」って思ってしまう

正直、面接に来てるその人が「期待とおり」なのか「期待はずれ」になるのか
なんて分からないよ・・・
10人新社員がいたら1人だけ「期待とおり」だったら良い方じゃない?
何を期待するかにもよるしね・・・
ただ最近は受け入れ側にも問題はあると思う
昔より早く成長させよう的な感じがある気がする
「え?一年目にそれ?」みたいな・・・
もっと時間をかけないと、失敗しないと、悩まないと見えないことを
「効率化」と言う言葉でスピードを上げて結果を求めてる気がする
無理だよ、そんなの・・・
そんな中で育ったここ数年の若手は何だか「弱い」
ちょっとのことでポッキリと折れる(身体も心もね)
「ちょっと」の程度は人それぞれだけどね・・・
もうちょっと踏ん張れって、頑張れって思うんだけどさぁ~


本文の中のモデル人材というところを抜粋しますね
「・・・・・・一流校出身者で入社試験の成績が良い人というよりも、雑草のように
 もまれながら育ち、上司や顧客にかわいがられるような素直で明るい人が多いように
 思います。プレゼン能力よりも相手をしっかりと理解する姿勢、暗記力よりも自分の
 頭で考えようとする行動、自己PRよりも周りの仲間を思いやる姿勢などが、意外にも
 こうした人材の共通点として出てきます」

樋口氏、同感です!
結局ね人間最後は「素直」に勝てるものはないと思うんだよね・・・
この人と一緒に仕事がしたい!と思って貰えるポイントは何かってところだよね
どんなに仕事ができても、性格が曲がってる人とは仕事したくない
だけど、ちょっと抜けてても、素直な人とならチーム一丸で良い仕事がしたいと
思えるんじゃないのかな?
テクニックやスキルじゃなくて、やっぱり会社・仕事は「人」で動いてるからね・・・