抜擢される人の人脈力』(著:岡島悦子)

この本は地元の本屋には置いていなく、アマ○ンさんで予約して購入
ア○ゾンさんでも珍しく「予約」状態だった在庫切れの本でした
12月31日に届きました・・・
08年の最後の最後に届けてくれた宅配便の方、ありがとうございました

この本は勝間氏のブログで紹介されていた本で、ちょっと内容的に
気になったので買ってみました

全体的にはハイクラスな企業にお勤めされてきた方の話で、自分の環境と
照らし合わせるとあまりにも違ってピンとくる部分は多くはなかったけど
勉強になる本だった・・・って感じかな

こういうのってもっと若かった頃に読んでおきたかったな・・・
でも若い頃って、こういう本に書いてある重要性に気付きにくいのかも知れない
「あぁぁ、あと10年若かったら・・・」
って思うけど、若返りはできないから、せめて10年後の自分がガッカリしないように
今からの10年を築いていかないとね・・・

「人脈力」と名付けられているので人脈を広げるためのノウハウ本だと勘違いすると
その期待にはなかなか応えてはくれない本かもねぇ~
そこら辺がア○ゾンの書評に書かれてあったから私は勘違いせずに済んだけど・・・

本に付箋を付けた部分を書いてみると・・・

・「抜擢される人」は、単にラッキーなだけではなく、「ラッキーなことがまわってくる
 確率が高くなるような種蒔き」を「戦略的」に行っているのです

・「人脈スパイラルモデル」五つのステップ
 ①自分にタグをつける
 ②コンテンツを作る
 ③仲間を広げる
 ④自分情報を流通させる
 ⑤チャンスを積極的に取りに行く

・「良いポジションを与えられるかも知れない機会」「成長できる機会」を運頼みにせず、
 もっと積極的に、戦略的に、それらを引き寄せる努力をすべきではないでしょうか

・「その事象に対し、自分はどのような貢献ができるか=あなたから見てもオトクです」
 という「相手目線」の説明をすること

・フリーライダーは許されない

・コンテンツの流通に際しては、目的を絞り込むというよりは、何かのときに誰かが
 自分のことを思い出してくれるように「種を蒔く」という姿勢が大切です

・「脳に汗をかく」くらい頭を使う

他にもいろいろ気になる部分がありましたがこの辺で・・・
結局「人脈を作ろう!」って騒いでも、核となる「自分」に何もなければ人脈なんて
作れるものじゃない
「自分」をいかに相手に面白がってもらえるか
相手が「○○さんとなら」って思ってくれるか
そういう存在でいないとダメなわけで、そうなるための努力を何もしないで「人脈」って
言ってるのは失笑ものだよねぇ

2008年から2009年にかけて読んだ本ですが、09年の私の課題の勉強になりました