起きていることはすべて正しい』(著:勝間和代)

「起きていることはすべて正しい」
そう言われてしまうと、そうなんだけど・・・って弱い私がぼやいてる

勝間氏はさらに
「いま起きていることを否定したり、こうだったらいいなぁと夢想しても
 仕方がない。それよりは、起きていることから、何を学び取り、どのように
 行動すれば、いま一瞬のこの時間を最大に活用できるか」
これを考える技術だと言っている

この本を読み始めた時、いつも勝間氏の本を読んだ後に広がる気持ちに
なるのだろうか?って思ったけど、何だか今回は違った・・・
勝間氏に感じていた「効率化の人」ってイメージがちょっとだけ変わった
もちろん効率化してるんだけど、そうすることの意味みたいなものが
前より分かった気がする(違ってるかも知れないけど)

何だか今までちょっとモヤモヤしてたのは、あまりにも効率・効率って感じで
こうなんか人間らしくないと言うか、そんな風に何でも上手くいかないよぉ~
って思ってたからかも・・・

勝間さんの本を始めて読んだ時
「この人、ホントに女性?」
って失礼ながら思ったほどに、サバサバと事実をバッサリと切っていた
男性に媚びることない姿勢って言うのかな・・・うまく表現できないけど
女性だったらこう振舞って的なものがなかった
男性上司の前ではこう接すると相手もあなたに良い評価をしてくれる的なものが
一切なく、男とか女とかじゃなく一人の働く人としての意見で気持ちが良かった

勝間氏は最後に
「決して勝間和代だけができたのではありません。・・・・・
 ほんのちょっとした考え方の違い、習慣の違いであり、また、技術の違いで
 誰もができることだと確信しています」
と語っている

なんか、今回それがちょっとだけ分かった気がする