
「お蝶婦人のようだわ・・・」
この万年筆と出会った時の印象
そう、あの『エースを狙え!』
知ってますよね?スポ根テニス漫画
主人公のヒロミが憧れる気高い先輩テニスプレーヤー
別にお蝶婦人みたいな万年筆が欲しかったわけではないんだけどね・・・
100円ボールペンを使い慣れてる私には、ドクターグリップを買うのさえ考え込んでしまう
何か理由がないと買えない筆記用具
だから産業カウンセラーの試験合格したら自分にプレゼントしようと去年くらいから
ずっと思ってた・・・でも結果は半分合格・・・
全部合格してからにしようと思ったけど、やっぱり半分でも頑張って合格した自分に
ご褒美をって(かなり自分には甘い私)
今年の2月くらいにも探したけど、コストが折り合わず断念
そして今回再挑戦
銀座の伊東屋さんで購入です
2月の時も丁寧に対応して頂いたので迷わずここに来ました
この「お蝶婦人」は『WATERMAN』というフランスのメーカーのものです
7~8本試し書きをさせてもらったけど、なかなか「!」ってものには巡り合えないものよね
重さは良いけど、太さがダメとか、デザインはすっごく気に入ったけど書き味がちょっと・・・とか
「お蝶婦人」はペンの太さ・ペン先の字の細さ・重さが私にとってベストでした
ただ・・・この色が・・・
私を知ってる人が見たら「どうしたの?珍しいの選んだね」って絶対に言うと思う色
実際、一緒に見てたオカンに「え?白にするの?」って言われたし・・・
他には「黒」があったけど、なんかオッサンくさいしなぁって悩んでたら
お店のお姉さんが
「この色は他のメーカーでもそうですけど、万年筆自体になかなか無い色なんですよ」
ミーハーな私はもうこの一言で決めました
こうしてこのオフホワイトの万年筆は「お蝶婦人」として私の愛するものの仲間入りをしたのです