「ウリ ハッキョ」
この映画を知ってる人はまだ少ないと思う
この映画は韓国人監督が、日本の北海道にある朝鮮初中高級学校の日常を約3年間追った
ドキュメンタリー映画です
2006年のプサン国際映画祭ドキュメンタリー部門で最優秀賞を受賞し、2007年春から
韓国内でドキュメンタリー映画としては異例のロングランとなったそうです
そして今、日本でも各地で自主上映されています
私の住む街に信州国際音楽村という施設があり、そこで23日~26日までアジア交流フェスティバル
が開催されています
韓国の楽器演奏会や、ポジャギの講習会、ハングル講座、メインステージでは韓国の音楽劇集団との
音楽劇「四谷怪談」が上演されています(私の韓国語の先生もこのステージに出演です)
「ウリ ハッキョ」もこのイベントの中の一つとして上映されました
ちょっと前に何かで「この映画は良い!」ってコメントを読んで、すっごく気になっていたので
このイベントで上映されると知って(しかも無料)昨日観に行って来ました
「ウリ ハッキョ」日本語では「私たちの学校」
もうね、何度も何度も目頭が熱くなって涙が落ちそうになった
ドキュメンタリーだから有名な俳優なんて誰も出ない
そこにいたのは普通の高校生と先生と父兄のみなさん
まさに映画のタイトルとおりだなぁって思った
昔、朝鮮学校は日本で言うところの高校とは違うから、どんなに強くてもインターハイに出ることが
できないって話を聞いた時「なんで?」って思ったけど、その「なんで?」がちゃんと解説されていた
高校生の大会で、もし記録を出しても公式記録にはならない
インターハイに出られないだけでなく、高校扱いではないから国からの補助金が殆んどなく、学校の
運営は先生と父兄が行っている
しかも高校扱いではないから、日本の大学を受験するには受験資格の試験に受かってからでないと
受験できない・・・
様々な日本での差別を受けて彼らは日本で生まれて日本で育ってきた
たくさんのいじめにあいながら、自分が何者なのかをずっと考えながら生きてきたんだと思う
こういう環境からなのか結束力が強いと言ってしまえばそれまでだけど、なんか良いんだよみんな
生徒も先生も父兄もみなさんも・・・
なんかね、本当に「ウリ ハッキョ」なの
ケンカもするんだろうけど、なんか日本のいじめみたいのとは違うんだよね
お互いを分かろうとするためのものって感じ
私の在日の友達は日本での名前を使っていた
きっと親御さんの意志だと思うんだけど、それにはやっぱり子供を差別から守りたいって気持ちが
あったんだと思う
でもさ、これってよぉぉく考えると哀しいことだよね?
自分の本当の名前を外で誰からも呼んでもらえない
だけど、ウリ ハッキョでは友達も先生もみんなが自分の本当の名前を力いっぱい呼んでくれる
学校の問題も政治の問題もよく分からないけど、こういう現実があるって事を知らないままでいるのは
よくないことなのは確かだよね
この映画を知ってる人はまだ少ないと思う
この映画は韓国人監督が、日本の北海道にある朝鮮初中高級学校の日常を約3年間追った
ドキュメンタリー映画です
2006年のプサン国際映画祭ドキュメンタリー部門で最優秀賞を受賞し、2007年春から
韓国内でドキュメンタリー映画としては異例のロングランとなったそうです
そして今、日本でも各地で自主上映されています
私の住む街に信州国際音楽村という施設があり、そこで23日~26日までアジア交流フェスティバル
が開催されています
韓国の楽器演奏会や、ポジャギの講習会、ハングル講座、メインステージでは韓国の音楽劇集団との
音楽劇「四谷怪談」が上演されています(私の韓国語の先生もこのステージに出演です)
「ウリ ハッキョ」もこのイベントの中の一つとして上映されました
ちょっと前に何かで「この映画は良い!」ってコメントを読んで、すっごく気になっていたので
このイベントで上映されると知って(しかも無料)昨日観に行って来ました
「ウリ ハッキョ」日本語では「私たちの学校」
もうね、何度も何度も目頭が熱くなって涙が落ちそうになった
ドキュメンタリーだから有名な俳優なんて誰も出ない
そこにいたのは普通の高校生と先生と父兄のみなさん
まさに映画のタイトルとおりだなぁって思った
昔、朝鮮学校は日本で言うところの高校とは違うから、どんなに強くてもインターハイに出ることが
できないって話を聞いた時「なんで?」って思ったけど、その「なんで?」がちゃんと解説されていた
高校生の大会で、もし記録を出しても公式記録にはならない
インターハイに出られないだけでなく、高校扱いではないから国からの補助金が殆んどなく、学校の
運営は先生と父兄が行っている
しかも高校扱いではないから、日本の大学を受験するには受験資格の試験に受かってからでないと
受験できない・・・
様々な日本での差別を受けて彼らは日本で生まれて日本で育ってきた
たくさんのいじめにあいながら、自分が何者なのかをずっと考えながら生きてきたんだと思う
こういう環境からなのか結束力が強いと言ってしまえばそれまでだけど、なんか良いんだよみんな
生徒も先生も父兄もみなさんも・・・
なんかね、本当に「ウリ ハッキョ」なの
ケンカもするんだろうけど、なんか日本のいじめみたいのとは違うんだよね
お互いを分かろうとするためのものって感じ
私の在日の友達は日本での名前を使っていた
きっと親御さんの意志だと思うんだけど、それにはやっぱり子供を差別から守りたいって気持ちが
あったんだと思う
でもさ、これってよぉぉく考えると哀しいことだよね?
自分の本当の名前を外で誰からも呼んでもらえない
だけど、ウリ ハッキョでは友達も先生もみんなが自分の本当の名前を力いっぱい呼んでくれる
学校の問題も政治の問題もよく分からないけど、こういう現実があるって事を知らないままでいるのは
よくないことなのは確かだよね