『キャリアデザイン入門Ⅰ 基礎力編』(著:大久保幸夫)

「Ⅰ」とついてるので「Ⅱ」もあります
ⅠとⅡでワンセットのような本です
今、Ⅱを読んでますので、感想はしばしお待ちを・・・

もうね、この本にもっと早いうちに出会いたかった
この記憶をもって小学生に戻りたい気分
そしたら、もっと自分のキャリアについて、人生について真剣に考えるのに・・・

自分のキャリアについて考え出したのは、いつからだろうか?!
ただただ漠然と自分のやりたい事を、その場的にこなして生きてきた気がする
そこに何も計画性なんて無かった
それが無駄になってるとは思わないけど、気づくのが遅かったかもって思う、最近

日本の教育制度では「キャリア」について考える場はない
将来何になりたいかなんて、ほんと夢物語的なものだった気がする
教師の家の子は高い確率で教師になり、医者の家の子は兄弟全員医者になったりする
そして商売をやってる家の子は、何だかわからないうちに家を継いでるケースが多い
不思議だけど、そういう環境だったんだろうなぁって思うよ
自分も望んで医者や教師になったりしたんだろうけど、環境のチカラは大きいと思う

でもさ、それ以外の子はどうしたら良いの?! いつ「キャリア」について考えるのかな?!
ちょっと前にやってたドラマ「ハケンの品格」で「働くことは生きること」(だったよね?!)
って主人公役の篠原涼子が言ってたけどさぁ
人生の殆んどの時間を使って「仕事」してるけど、その「仕事(キャリア)」について
考えることって学生時代にはなかった
とりあえず、どっかの企業に就職して・・・みたいな感じ
そこからどうしたいってのが無かったな
どんな能力が必要なのかも明確ではなかった
そしてハッと気づいたら、こんな年齢になってる

自分にこの本に書かれている「基礎力」が身に付いてるのか甚だ疑問だな