今日は水曜日
映画館がレディースデーの日!って事で、速攻で仕事を終わらせて
定時ダッシュで映画館に行って来ましたよん

今日観た映画は『トンマッコルへようこそ
2005年の韓国映画です

あまり話の内容を知らず、チラシとかの雰囲気からファンタジー系だと
思っていて、ハンカチはバッグの中にしまいこんで観たのが間違いでした
もう笑って、泣けて、泣けて・・・
何だか、その涙も不思議な涙と言うか・・・いろんな感情が絡み合った涙に
なりました
家に帰ってきてから、この涙の種類を考えてみたんだけど、それは
『風の谷のナウシカ』を観た時に、鼻水と一緒に流した涙と似ていたんだよね

人は何の為に武器を持って戦争をするんだろう?
同じ人間を殺しあうんだろう?
正義の為の戦争なんて、この世のどこにも無いはずなのに・・・

反戦映画でもあり、ファンタジーでもあり、ちょっとコメディーもあり
恋愛も少し混じっている・・・そんな一つのジャンルに括れない映画です

最後に5人の(スミスも入れれば6人か)兵士が、大きすぎる敵に向かって
小さすぎる力を集めて、負けると分かっていて立ち向かうシーンに号泣しました
大事なもの(トンマッコル)を守りたい!って気持ちで一つになれた時、彼らは
もう仲間になってたんだよね・・・

もうすっごく不思議な感情が渦巻いています
「戦争はいけない!」って声高に叫んでる映画ではないです
だけど、平和って素敵なことで、でもそれは当り前のことではなくて・・・
何だか上手く表現できないけど、静かに優しく心に染みてきます


この映画に出演している俳優陣も私の大好きな方々ばかりグッドでした
『ガン&トークス』のスナイパー4人組の2人が主役です
ヒロインはカン・へジョン
彼女の純粋で無垢なヨイル役に癒されました
死んでしまうシーンでも、何故だかそんなに悲しくなかったと言うか・・・
天国の天使に戻っていくような感覚でした

まだ観ていない方は、是非観て欲しいなぁ~
静かに静かに訴えてくる・・・そんな映画です