みなさま、こんばんは。
今日は『ミモザの日』、国際女性デーですね。
個人的は、わざわざ女性デーと言わなくても
いいような社会になって欲しいなぁと、
いつも思っています。
だって「国際男性デー」って、ないじゃない?(笑)
(いや、もしかしたらあるの?w)
さてさて・・・
先週だったかな?
NHKの『プロフェッショナル』で、
久々に歌人の俵万智さんをお見掛けしました。
1987年の「サラダ記念日」は
当時高校生だった私も鮮明に覚えています。
「あぁ~短歌って、こういうのでもOKなんだ」
って、ビックリしたのよね。
還暦を記念して?短歌50首を作るところを番組では追っかけておりました。
50代の俵万智さんが、どんな言葉を紡ぐのか?
番組中で紹介された一首にドキリとしました。
渋いことあったら私も試そうか
皮をむいたり茹でて干したり
俵さんが、息子さんが通われていた全寮制の学校を
訪れた際にそこの生徒さんが差し出してくれた
手作りの干し柿からの一首になります。
人生には渋いこともあるのだと
分かっている大人にしか
表現できないよなぁ・・・と
その一首について
「人生の上で自分も渋いことに、
渋い目に遭ったときには
それを渋いって言って捨てるんじゃなくて
皮をむいたり ゆでて干したりするように
なんか工夫してそれを甘くできないかな
ということをやりたいねって」
と俵さんが説明されていました。
苦い経験も、痛い経験も、
悔しさで泣きはらす経験も・・・
どれも全部渋いけれど、渋いままにしない。
ちゃんとその経験を昇華させるために、どうやったら
自分にとって甘いものになるのか工夫する心持ちが
きっと、このストレスフルな日常を生きてく上で
大切なスキルなのかも知れないなぁって・・・
だってさ、ネガティブだと思うその渋い経験だって
自分にとって必要だったと思いたいものね。
朝ドラの影響か、最近、短歌が気になっている
ミーハーな私(笑)
みなさまは影響されていませんか?