みなさま、こんばんは。
今日は朝から雨降りで
一日中、ムシムシしておりました。
しばらく、お天気が崩れるような天気予報。
同僚が天気痛(偏頭痛)で辛そうでした。
さてさて・・・
少し前の地元の新聞の記事。
イクメン経験があるNPO法人フローレンスの
前田さんの『パパが拓く新時代』という連載記事。
子供はいない私ですが、毎回興味深く拝読させて頂いております。
「あぁ〜子育て中のお母さん、お父さんは、こういうことでストレスを感じたり、困ったりしているんだなぁ」って私の人生にはなかった視点を教えて
頂いている気分です。
小さなお子さんを連れたお母さん、お父さんたちが
お子さんが騒ぎ出したり、ぐずったりすると、
とても申し訳なさそうにしているところを
近所のモールだったり、公共の施設だったりで
お見掛けすることがあります。
個人的には「そんなに申し訳なさそうにしなくてもいいのに・・・」って思うんだけど
自分がその立場になったら、たぶん、同じような表情でペコペコしちゃうだろうなぁとも思うのです・・・
もう少し、子供のバタバタに寛容な社会であればいいよね。
連載13回目は、外出先にあるキッズスペースや、
トイレにおむつ替えベッド等について。
前田さんは、こういう設備があると、
「ここにいていいんだよ」と言って貰えてる
気分になると書かれています。
それに対して、そういう設備(多目的トイレ含む)は普通の人は関係ないからコスパが悪いって
思う人もいるかも知れないと懸念されています。
この前田さんの今回の連載を読んで、私は、昔、受講したキャリコンのとあるセミナーを思い出しました。
障がいを持たれた方のキャリアについてのセミナー
だったのですが、その日の講師の方が
骨折した足で、杖をついて登壇されたことを
忘れられません。
「私たちは今、健常者だと思い込んでいる。
実際、今はそうかも知れない。
でも、私たちは確実に歳をとる。
歳をとると言うことは、今までできたことが
できなくなること。
いつなんどき、階段ですっころんで、
骨折するかも知れない。
不自由になるということ。
支援が必要になるということ。
それを忘れないように。」
いろんな支援があるけれど、
絶対に支援は受けずに生きられる保証はなく、
そんな保証はどこか寂しいような気もするのです。
必要な時に、必要な支援を誰でも「助けて!」と
言えて「よっしゃ!」って手が差し伸べる人がいる。
「迷惑かけずに生きていきたい」じゃなくて、
誰かの迷惑を、みんなで少しづつ引き受けられる
寛容さとでも言うのかしら・・・
自己責任、迷惑かけないように、
支援は受けない・・・
なんか最近そういう言葉に拒否反応が出るワタクシ。
みなさまは、どう思われますか?