みなさま、こんにちは。
2022年8月15日。
今日は77回目の終戦記念日ですね。
先日、広島の平和記念式典で「平和への誓い」
として朗読された
子供代表のバルバラ・アレックス君と山崎鈴さんの「平和への誓い」全文をご紹介します。
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あなたにとって、大切な人は誰ですか。
家族、友達、先生。
私たちには、大切な人がたくさんいます。
大切な人と一緒に過ごす。笑い合う。
そんな当たり前の日常はとても幸せです。
昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分。
道に転がる死体。死体で埋め尽くされた川。
「水をくれ」「水をください」という声。
大切な人を一瞬で亡くし、当たり前の日常や未来が
突然奪われました。
あれから77年たちました。
今この瞬間も、日常を奪われている人たちが
世界にはいます。
戦争は、昔のことではないのです。
自分が優位に立ち、自分の考えを押し通すこと、
それは、強さとは言えません。
本当の強さとは、違いを認め、
相手を受け入れること、
思いやりの心を持ち、
相手を理解しようとすることです。
本当の強さを持てば、戦争は起こらないはずです。
過去に起こったことを変えることはできません。
しかし、未来を創ることができます。
悲しみを受け止め、立ち上がった被爆者は、
私たちのために、
平和な広島を創ってくれました。
今度は私たちの番です。
被爆者の声を聞き、思いを想像すること。
その思いをたくさんの人に伝えること。
そして、自分も周りの人も大切にし、
互いに助け合うこと。
世界中の人の目に、平和な景色が映し出される
未来を創るため、
私たちは、行動していくことを誓います。
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私がしびれた部分は
『自分が優位に立ち、自分の考えを押し通すこと、
それは、強さとは言えません。
本当の強さとは、違いを認め、
相手を受け入れること、
思いやりの心を持ち、
相手を理解しようとすることです。』
「自分が優位に立つ」
それは国家間でなくても、学校でも、会社でも
ちょっとしたコミュニティーにおいて
日常的に起こっていること・・・
お恥ずかしながら・・・
私だって、あの人より、この人より
優位に立ちたいと思う時はある(苦笑)
マウントしちゃってると思う・・・
「優位に立つ」って、そもそもなんだろうね?
優位に立つのではなく、本当の強さを持つこと。
本当の強さって、とても、しなやかなものだと思う。
今日は日本にとって終戦記念日だけど、
あの日から77年たっても、世界のどこかで
戦争は起こっている。
お盆休みに、リゾートでリフレッシュも
素敵だけど・・・
一年に一日くらい、当たり前の平和、
当たり前の日常について
考えてもいいのかなって思うのよね。
どうかな?