みなさま、こんにちは✨

最近、ふと思い出した昔のエピソード。

リーマンより前だから…
10年以上前?
景気が良かった年の春に特別ボーナスが
支給されたことがあります。
それも、ちょっとした金額で
ウキウキしちゃって(笑)

当時、東京に勉強会に通っていて…
一泊二日の勉強会帰りに、
銀座の某デパートに併設されていた
某ブランドショップに立ち寄ったんです。

いつもはブランドbagに興味なかったのに、
なんでだか、その時は
そのブランドのbagを
結構、買う気満々でした(笑)
でもね、買いませんでした。

いや、正しく言えば、買えませんでした💦

お恥ずかしながら、
ブランドショップのスタッフさんに
まともに相手にされなかったのです。

混んでいたってのもあったけど、
『何かお探しですか?』って、
声も掛けて貰えませんでした。

その日の私の格好は、
めちゃくちゃカジュアルで
足元はスニーカー。
一泊二日だったからキャリーをひいて、
肩には、勉強会の資料がたんまり入った
今にも引きちぎれそうなラフなトートbag💦

デパート内のショップだったから
入れたようなものの、
フラッグショップだったら、ドアさえ
開けて貰えなかったと思います。

私はこの時、強がりじゃなく、
買えなくて良かったって思っています。
買えていたら、勘違い女まっしぐらです。

やっぱり、
そのブランドに敬意を表した
いでたちと言うものがあったのです。
お客だから、なんでもいい、
お金を出せばいいってもんじゃないのです。

中学生の時、
国語の教科担任だった
関先生という、縦にも横にもビッグサイズの
大好きな先生がいました。

生涯独身で、
当時もう50代だったと思うけど、
妹さんと一軒家に暮らしていて、
そのお家の床が本の重みで抜けたって
授業中に大きな声で笑って話してくれました。

その関先生が
確か、卒業間近の時に
うちのクラスの副担任でもあったんだけど
私達クラスのみんなに

『ブランドものに頼る人になってはいけない。
あの人が持っているから、
あの人が身につけているから、
素敵なんだと思われるような人に
なって欲しい』

こんな内容の話しをしてくれたのです。

私は、ブランドbagが買えなかった日の
地元に戻る新幹線の中で
この時の関先生の話しを思い出して、
買えなくて良かったんだって、なんか
ホッとしたのです(笑)

関先生は、
自分自身がブランドになるような
そんな生き方をして欲しいって
伝えたかったのかもな。

もう何年も前に、
地元紙のお悔やみ欄で
関先生のお名前を見つけた時、
この話しを思い出せばいいのに、
私はなぜか、本の重みで抜けた床のことを
思い出しちゃって💦
関先生、ごめんなさい(笑)

ちなみに…
その某ブランドの商品は今も
一個も持っていません(笑)

みなさまは
ブランドbag、買いに行ったこと
ありますか?


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