9月も終わりますね

 

いよいよ秋本番

食欲の秋、読書の秋、

スポーツの秋・・・・

 

皆さんはどのような秋を

お過ごしでしょうか?

 

申し遅れました

セールスが嫌いな保険屋の

まーしーこと大野 雅志です

 

私は読書の秋とDVDの秋を

 

先日見たDVDに感動しました

感動するかどうかは人それぞれ

先ずは見ていただければと思います

 

見たのは『しんがり』という

Wドラマ、

WOWOWで製作されたドラマです

感動しましたね、泣けましたね

ご存知ですか?

 

ちなみに、『しんがり』とは

ウィキペディアで

「退却する軍隊の

最後尾の個所を担当する部隊をさす」

と説明されています

 

でも、

戦国時代の話でも

戦争の話でもありません

 

舞台は1997年です

 

1997年といえば私が信金に

金融業界に足を踏み入れた年です

 

雑学として

信金に就職するのは

入社と言わず入庫と表現します

 

話戻します

まだ信金の管轄が大蔵省の頃です

コンプライアンスという言葉が

出始めたころでもあります

 

当時、携帯電話を持っていたのは

私が勤務していた支店では

10人中2人でした

 

そんな1997年は私にとって

新しい一歩を踏み出した年なので

忘れられない年であります

 

世間でも激動の年だったので

忘れられないという人も

いらっしゃるかもしれません

 

主な出来ごとは

大阪ドーム、ナゴヤドームが完成

東京湾アクアライン開通

消費税が3%から5%に

介護保険法制定

神戸連続児童殺傷事件

もののけ姫 公開 などです

 

これだけだと激動ではないですね

 

1997

この年の「今年の漢字」は“倒”でした

 

金融業界では金融ビックバン

という言葉が登場して

護送船団方式が崩壊した年と

私は解釈しています

 

5月に日産生命が破たん

戦後初めての生命保険会社の破たん

 

11月、北海道拓殖銀行の破たん

戦後初めての都市銀行の破たん

 

同じく11月、山一證券の破たん

戦後最大の証券会社倒産

 

他にも

京都共栄銀行、三洋証券、徳陽シティ銀行

が破たんしています

 

冒頭、話をした『しんがり』

破たんした山一証券の真相を究明した

社員たちを描いたノンフィクションです

 

説明は難しいので

まずは見ていただければと思います

 

http://www.wowow.co.jp/dramaw/shingari/

 

20年前の話ですが

ドラマが放映されたのは

昨年の9月から10月にかけて

DVDが発売されたのは今年の3

 

倒産する会社で何が起きていたのか

 

それほど期待していなかったのですが

またまた、引き寄せてしまいましたね

見入ってしまいました

 

ちなみに、引き寄せは

35歩目、36歩目をお読みください

 

話戻します

倒産した会社で起きていたこと

 

売り上げを上げるために

ルール違反をしていた

 

それを繰り返して行ったことで

それが常態化して、

ダメだという感覚がなくなっていた

 

体裁を繕うためにうそを重ねた

(粉飾決算)

「それは会社のため」という

正当な理由づけがされていた

 

パワハラの横行

上司にルール違反を指示されても

何も言えない

 

そのようなことが繰り返された結果

倒産という結果を招きました

 

これらは、昔話ではなく

今もなくなっていません

 

例えば、

三菱自動車、

売上を上げるためにルール違反をした

 

東芝、

体裁を繕うためにウソを重ねた

 

すき家やヤマダ電器、

パワハラで自殺がおおい

 

などなど

 

このドラマが最近放送されたのも

なんとなく、わかるような気がします

 

主人公は江口洋介さんが演じた

常務取締役 梶井 達彦

 

梶井さんは

会社を継続させていくための

理想的な経営者像ではないかな

と感じました

 

なかなか、

ここで語るのは難しいですが

 

まず、誰より会社を愛している

信念がある

人を思いやる気持ちがある

行動力がある

などなど

 

そのような経営者になりたいな

と、そう思いました

 

経営者の方は

ぜひ見ていただきたいな

 

そして感想を聞かせてほしいですね

 

中途半端ですがこの辺で

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました

 

したっけねぇ(@^^)/~~~