せっかく(?)なので、
「誕生日ネタ」をもう一つ。
まあ、内容的には
誰かの誕生日を祝うのではなく、
ちょっとした「漢字」のお勉強の
コーナーみたいになっておりますが。
というわけで
誕生日について色々調べているうちに
知ったのですが、
この「誕」という字、
「たん」以外の読み方と
「生まれる」以外の意味があるのを
ご存じでしょうか?
(私は知りませんでした)
「誕」
実は「いつわ(る)」という
読み方と、
そのまんま「偽る」という意味が
あるそうです。
たぶん現代日本で
「誕」の字を「偽る」として使っている人は
一人もいないんじゃないかと思いますが、
とにかく
その成り立ちは諸説ありますが、
「言」を「延」ばすで「誕」
=「過言」=「誇張」=「偽り」が
有力視されています。
であるならば
「生まれる」的な意味は
当初は無かった
想定外で後付けされた意味ということ。
「誕」
どういう経緯で
「偽る」が「生まれる」の意味を持つことに
なったのか、
気になる方はぜひ調べてみてください。
さらにちなみに
とある宗教観に基づくと、
現世(肉体の世界)は
「魂の修行の場」的な世界で
常世(魂の世界)こそが
「本当の世界」となって
そこから真の人生が始まると
捉えるんだそうです。
※だから「今(現世)の些細な苦労や
嫌な事なんか気にすんな!」って
事らしいのですが・・・
それはつまり
「誕生日」=「偽りの生が始まる日」
「命日」=「本当の命が始まる日」
もしくは「現世での使命が終わった日」
なんて考え方もあるみたいですよ。
※個人的には死んでからの事は
死んでから考える
生きてる間(現世)こそが本番派ですが。
以上
唐突に死生観の話にまで及んだ
「誕生日話2発目」でございました。