クラピアに発症する代表的な病気と言えば【白絹病】です、この病気の厄介なところは菌核が土壌中で越年し、翌年発芽して菌糸を伸ばし再び伝染することです。
台風シーズンなどに発症した白絹病は気温の低下とともに治ったように見えますが、実は活動を停止しただけで翌年に備えてしっかりと菌核を形成しています。
菌核は土壌中で5~6年間生存するとも言われます、これがいったんかかるとそう簡単には治らないと言われる所以です。


白絹病の対処方法で一般的なのは【モンカットフロアブル40】などの殺菌剤を散布して防除することですが、ここで注意してほしいのは秋に発症した場合です。
先に述べたように気温が低くなると、殺菌剤が効いて病気が治まったのか、それとも菌の活動が低下して治まったのか判断が難しいところです。
よくあるパターンが、治ったと思ったのに翌年の梅雨時になったら、再び同じところで白絹病が発症して枯れ広がるといったケースです。


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秋に白絹病が発症した場合は菌核を残さないようにするのがベストです、白絹病の菌は好気性なので土壌中の比較的浅い部分に存在します、これを取り除きましょう。
発症した部分より一回り大きく土ごとクラピアをくり抜きます、くり抜いたクラピアと土には菌が付着しているので処分してください(移植ベラや手袋も除菌してください)
くり抜いた場所には新しい新鮮な土を入れます、また気温が高めでしたら元気な場所からクラピアを移植しても良いでしょう、こうしておくと来年は白絹病のリスクが少なくなります。
生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。
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