植えてはいけない植物と言われる原因として最初に思い浮かぶのは、成長が早過ぎて手に負えなくなること、気が付いたら辺り一面ボーボーの雑草状態になることでしょうか。
クラピアは丈はそれほど出ませんが横に伸びるスピードが速いので、何もしなければどこまでも伸びていくので始末が悪く、そう言った意味から「植えてはいけない」と言われるのでしょう。
( クラピアはランナーの処理が必要なグランドカバーです )
( カットしてあげれば良いだけのこと難しくはありません )
何もしない、管理しないのであれば確かにクラピアを植えてはいけないと思います、たとえ種をつけないように品種改良されているとは言え、ランナー(匍匐茎)は多少の段差なら簡単に超えていきます。
周りに生垣や花壇、家庭菜園を配置している場合は特に注意が必要です、何もしないのであればあっという間に侵略を許してしまうでしょう、一度混じると取るのも大変になります。
尚、種で増えるヒメイワダレソウは「生態系被害防止外来種リスト」の重点対策外来種に指定されています、クラピアと間違えて購入しないよう十分に注意して下さい。
イワダレソウの改良品種クラピアは不稔性のため種子を付けませんので、種が運ばれて勝手に広がることはありません、クラピアはリストからも除外されており安心してご利用いただけます。
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YouTube の「クラピアちゃんねる」に動画を投稿しています
( 3分でわかるクラピアのメリットとデメリット )
( ヒメイワダレソウは生態系に被害を及ぼします )
今日のひと押し ランナーをカットして木質化を防ぐ
ランナーの伸びが速いのでエッジ部分の処理が必要なクラピアですが、幸いなことにクラピアは芝生と違って地下茎がありません。
表面を覆っているランナー(匍匐茎)だけなので、仕切りは簡易なものでも十分にランナーの伸長を遮断することが出来ます。
( 簡易フェンスでもエッジ処理でクラピアを止めれます )
紹介している画像でも分かるように隣家との仕切りに使用しているのは2×4材 ( ツーバイフォー材 ) です、高さは10cm程度しかありませんが、下を潜られることは殆どありません。
成長が早いのがクラピアの特徴です、緑色維持期間を長く保つためには成長が遅くては話になりませんので、管理しながら使用することになります。
思うにグランドカバーとして生きた植物を使用するのであれば、クラピアに限らずどのみち管理は必要です、管理が難しいのであれば最初から人工芝などを検討された方が無難でしょう。
新品種のクラピアK3は横に伸びるスピードを遅くした園芸種です、花壇の周囲や境界近くに配置すると越境を抑えることができるので、今までの品種よりは管理が楽になりそうです( かなり遅いので早く被覆させたい方には不向きです )
ブログはあくまでも住宅の庭など狭い範囲に植栽されたクラピアの管理方法などについて紹介しています、畦畔、道路、河川、公園、太陽光発電施設などに使用しているクラピアは想定していません、また生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。
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