クラピアの緑色維持をタイムと共に考えてみる | クラピアと猫のいる生活~クラピアちゃんねる~

クラピアと猫のいる生活~クラピアちゃんねる~

グランドカバープランツ「クラピア」大好き猫、マリーとの暮らし

寒い地方で植物(グランドカバー)を育てていると耐寒性とか寒冷条件下での緑色維持期間がとても気になるものです、特に芝生に代表されるグランドカバーは緑を長く保てることが特性の中でも重要な位置付けになります。

常緑のクリーピングタイムでも品種によっては緑を失い黒っぽく変色します、下の画像は現在の庭の様子ですが、ロンギカウリスタイム(画像の中央付近)は緑を保っていますが、ワイルドタイム(その周り)と呼ばれる白花タイムは葉っぱの緑を保っていることが出来ません(植栽地は盛岡です)
 

クリーピングタイムの品種によって緑色維持が違う 下矢印


ただタイムはクラピアと大きく違うところがあり葉を落とさないので気温によって葉色が変化します、しかし暖かいところに自生するイワダレソウを品種改良したクラピアはもともと寒い所が苦手です、冬を越すためには葉を落として防衛策をとる落葉植物です。
 

----------------------------------------------------------------------------
 
もうすぐクラピアシーズンです苗の予約が始まりました 下矢印
 

 

----------------------------------------------------------------------------

YouTube の「クラピアちゃんねる」に動画を投稿しています 下矢印

 

知ってた?タイムは白とピンクで常緑性が違う

 

今日のひと押し ダウン クラピアーシングをマリーにゃんと

  にほんブログ村 猫ブログ ブリティッシュショートヘアへ


いったん葉を落としてしまうと新芽が出る春を待たないと緑が復活しません、そのため緑色維持期間を長く保つためには葉を落とさないようにビニール掛けなどの保温対策が必要となります。
 
ビニールトンネル内は1月下旬でも葉は緑を保っています 下矢印


しかしビニールトンネルの敷設は一般の住宅の庭には現実的ではありません、普段歩行する場所なら尚更で不織布のベタ掛けですら何とかならないかと思うほどです。
 

何もしなければ冬枯れて葉っぱが朽ち果てるクラピアです 下矢印


オーバーシードなどの手法を用いず、単品種で冬枯れせず耐寒性があり踏み圧にも強いグランドカバーは今のところありません、なので現時点では場所によってグランドカバーの使い分けが必要です。

尚、クラピアの耐寒性(生存可能な最低温度)は-10℃くらいまでです、植え付けた環境によっても若干違いますが、最低気温がこれ以下になるような地域では何らかの防寒対策を施さないと、現在流通しているクラピアの品種では枯死します。

※クラピア ® は(株)グリーンプロデュースの登録商標です。

※ ミドリス ® は、ミドリス(株)の登録商標です。

 

----------------------------------------------------------------------------​
 
イベントバナー