クラピアを植えたけど結果的にうまく育たなくてダメだった、今年の春に庭の雑草対策にとクラピアの苗を購入して植えてみた方もいるでしょう。
夏の繁茂期にはグングンと成長して、一面がクラピアで覆われた方がいる一方で、うまくいかなかった方もいます。来年こそ成功させるために、ここで一度、失敗の原因と対策を見直してみましょう。
東側のクラピアは抜群! ![]()
緻密に繁茂したクラピア ![]()
失敗の原因1.日照不足と植栽環境を見直す
例えば、日照不足が原因で育ちが悪かった場合、植栽環境を変えない限り、来年もまたクラピアはうまく育ちません。
植える場所を変えるか、太陽光を遮る隣接する庭木などの枝を思い切って剪定するなど、日当たりを確保するための工夫が必要です。
失敗の原因2.地下茎雑草との決別が成功の鍵
クラピアは、雑草抑制に使われますが、それはあくまでも緻密に広がった場合です。広がる前にある雑草を押し退けてまでは広がりません。クラピアが広がる前は、雑草との戦いが最大の課題です。
来年もう一度挑戦するのであれば、とにかく今ある雑草を徹底的に取り除くことです。特に地下茎で伸びる、スギナやカタバミ、チガヤやドクダミは、来春までに除草剤を使ってでも根絶することをお勧めします。
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検証結果、クラピアはバーナーに強い?弱い?
クラピアにしたら最低でも3年は頑張ってみる
失敗の原因3.病気対策は土壌と予防散布が命
病気でうまく育たなかった場合、土壌環境に起因することが多いです。水はけの悪い粘土質の土壌の場合は、腐葉土などを混ぜて土壌改良を試みましょう。
厄介な白絹病やクラピアばか苗病は再発しやすいのが特徴です。病原菌の増殖を防ぎ、再発を防ぐために、梅雨入り前などタイミングよく殺菌剤を散布するなどして予防すれば、発生を未然に防ぐことができます。
夏の酷暑は初期の壁!諦めずに「3年」頑張る理由
近年は夏の暑さが半端でないため、植え付け当初の根が張っていない時期に失敗するケースが見受けられます。これはある程度クラピアが成長してくると楽になってきます。
今年失敗したからと言ってすぐにあきらめないでください。来春は、芽吹きから夏までの期間があるので、しっかりと根さえ張れば、酷暑の夏でも乗り切ることができます。
以前に「クラピアにしたら最低でも3年は頑張ってみる」というタイトルで動画をアップしたことがあります。この記事のテーマと深く繋がっているので、「なぜ3年頑張るべきか?」をもっと詳しく知りたい方は、ぜひ動画もご覧になってください。
また、動画のコメント欄などには、他の視聴者様の貴重な情報も書き込まれていますので、そちらも参考になります。
動画のURLはこちら → http://www.youtube.com/watch?v=hZNn7AFGZrg
※ クラピア ® は(株)グリーンプロデュースの登録商標です。
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