どうも。
毎週木曜日は血管撮影の日。
数ヶ月前までは1ヶ月に数回だったんですが、いつの間にか木曜日は毎週血管撮影が入るようになってましたw
突然ですが、放射線技師の仕事ってなんだと思いますか?
一般的には「レントゲン撮影」だと思います!
それでいいんですけど、放射線技師としては他にも骨密度、CT撮影、MRI撮影、TV撮影(バリウムとか)、血管撮影、核医学検査、放射線治療もやっているんだというのを知っていただけると嬉しいなと思います(-^〇^-)
それぞれを深く追求するとものすごい細かいので割愛しますが、ざっとこんな感じ。
他にも超音波検査や眼底カメラなんかも放射線技師がやる場合があります。
超音波に関しては臨床検査技師がやる施設が殆どなので、放射線技師がやっているところは結構珍しいと思います。
MRI検査は臨床検査技師でも出来ますが、専門性が高く、放射線技師がやる施設が殆どです。
放射線技師が超音波をやるよりも珍しいです!w
撮影するだけのスイッチマンっていうイメージが一般的だと思いますが、技師が患者さんに対して行う行為がズバリ「撮影」なので、そういうイメージを持たれてしまうのは仕方のないことだと思いますが、実は患者さんの検査が終わったあとの方が結構いろいろやってたりしますw
レントゲンなら撮影した画像を先生が診断しやすいように画質の調整をしたり、CTなら輪切りの写真から縦方向、横方向(冠状断、矢状断とか言います)、または立体的な画像を作ったり、MRIも画像の処理をしながら撮影します。
画像診断ってざっくり言えば患者さんにどのような異常があるのかを調べる大切な手段の一つなので、その資料となるものを扱う立場と考えればかなり責任の重たい仕事なんだなというのは臨床現場に立つとよくわかります。
例えばCTで撮影した脳血管の写真だったら、技師は撮影した画像から再構成して血管の立体画像を作ります。
もしどこかに動脈瘤があったとして、動脈瘤疑いで検査をした患者さんがいたとします。無事に撮影が終わって再構成の時にうっかり動脈瘤のある血管を描出し忘れてしまったら・・・
誤診につながります。
先生は異常がないと診断→後日動脈瘤破裂なんてことにもなりかねません。
だからこそ、解剖を知っておく必要があり、そして大前提として今やっている検査が何のためのものなのかを知る必要があるわけです。
技師になってそろそろ1年。
僕は人より覚えが遅いですが、これからも技師として精進していこうと思います。