さて、今年も東京に行ってきました。
 『第19回インターネットによる高校生小論文コンテスト』の本選会への参加です。
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 今回で3回目ですが、なかなかこの本選会での結果が出ません。もちろん、全国から集まった優秀な高校生たちの中での戦いですから、簡単にいかないのは承知の上ですが…。

 今回の課題は「大人であることの条件」。
 来年のオリンピック開催を控えて、スポーツ系の課題が出されるのを想定していましたが、こっちの系統でした。
 これは、(ある一面かえら見れば)18歳成人や選挙権のことを踏まえた時事問題であると言えます。「大人」という抽象的な概念のどこに線引きをして具体化し、そこにある問題点を抽出した上で、自分の解決策や提案を述べることがポイントです。
 自分の”理想の大人像”を書いてしまうという、高校生なら簡単に引っかかってしまう、いい課題です。

 うちの生徒に出来栄えを聞くと、「書くのは書けましたが、ダメだと思います…」と意気消沈の答え。
 しかし、こういった場で全国の優秀な高校生と共に小論文に取り組めたことは、貴重な経験となって今後に役立っていくことは間違いありません。
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 本選前。まだ気持ちはウキウキです。