Ape50 キャブレターの油面 | 雲のような毎日を

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仕事が休みだったのでトライアルの練習をしたかったのですが、雨が降ったり止んだりハッキリしない天気で、おまけに先日の下手なステアの練習のせいで手首を痛めてしまいしばらく大人しくしておこうということで、調子が悪くて手に負えなくなり実家に持ち帰った弟のApe 50を整備することにしました。



調子が悪いと言ってもガソリンコックをONにするとキャブからガソリンがオーバーフローするということです。


フロート室のパッキンを自分で換えた後から症状が出たそうで、おおかたパッキン交換の際にフロートを歪ませて油面が狂ったんだろう、と想像できます。


で、外したフロートが上の画像で、明らかに歪んでいるのでネジって歪みを矯正します。


キャブレターはKEIHINのPC20ですが、ネットで調べたところこのキャブは画像でノギスで測っている高さが20mm必要だそう。

これでは3mm程低いです。

この状態でフロート室にガソリンを入れても、ガソリンがフロートを上げきれずフロートバルブが閉じられないので、フロート室にいつまでもガソリンが供給されてしまいオーバーフローすることになります。


症状と理屈が合っているのでフロートの調整でオーバーフローは直るんじゃないかというところです。



確証のないネットの情報を鵜呑みにしてフロートの高さを左右とも20mmに合わせます。


組み直してエンジンをかけたところ見事にオーバーフローは止まりました。

エンジンを吹かすとまだ少しガソリンが漏れるのでギリギリ高めなのかなあというところです。



メインジェットが#100 パイロットジェットが#38でした。

細かいことは分からないんですが、以前Apeをかまった時にMJをもう少し絞りたいと思っていたのを思い出したので、小屋に放ったらかしにしてあったジェットのセットを引っ張り出してきてMJを#95と交換しておきました。

適当ですが、試し乗りしたらよく走ったので問題ないと思います。4stだし・・

あっ、Ape 50ですが80ccにボアアップしてあります。

カスタムは全て弟がしたもので、パッと見は綺麗でなかなか決まっていますが、近くで見ると詰めが甘いというか、配線はコネクタ使わずにネジってビニールテープ巻いただけとか、プラモデル用の缶スプレーで自家塗装とか、エーモンステーでウインカーやフェンダーを吊ってあるとか。

プラモデル用の缶スプレーで自家塗装はいただけませんが、カラーリングのデザインと色使いとパーツの色合わせは統一感があって弟の割にはいい出来だと思っています。

方向性はこのままで気になるところをやり直して、再塗装すればそれなりに仕上がるんじゃないかと思います。



サイドとテールカウルレス、軽快感があっていいです。



サイドカウル装着

私の好みはこんな感じですが、テールカウルが付いていてもカッコイイと思います。

このバイクと引き換えに私が以前乗っていたトライアルバイクのBECAUSEは、トライアルを始めたいというので弟が持って行きました。


3月にセロー225を手放したので、こうして手頃なバイクが転がり込んできたのは嬉しいです。



あくまでも弟のものですが・・気になるパーツをヤフオクで検索する楽しい日々が・・始まります・・