新たにレンズを買い足そうと色々物色していました。
候補に
EF-S10-22 F3.5-4.5 USM と
TAMRONの SP 90mm F/2.8 Di MACURO 1:1 VC USD
が残りましたが、レンズを資産として考えると、いずれフルサイズのボディを手に入れた時にも手元に残せるタムロンの90mmマクロにほぼ決まっていました。
伝統の90mmマクロがモデルチェンジしてインナーフォーカスとなり、とろけるようなボケは健在とのことです。
ただ、色々と調べているうちに
<レンズを一本買い足すくらいならまず現像ソフトを買ったほうがいい>
という文章を目にしました。
今年の1月にEOS kiss X6iを購入してまだ「超」の付くデジタル初心者の僕は現像は付属のDPPで行っています。
そのDPPも簡単なパラメーターを少しいじくるくらいでなかなか思ったイメージに近づけるのは難しいと感じていました。
現像ソフトを買うことが本当にレンズ一本以上の効果があるとは思えませんでしたが、試しにLightroom5の体験版をダウンロードして使って見たところ、今までDPPで思ったような結果に近づけなかった画像が、少し触っただけのLightroomでは簡単にイメージに近づけることが出来ました。
今まで撮影したお気に入りのRawデータをいくつか現像してみると、こんなものだと思っていた写真がみるみる生まれ変わっていきます。
<これは、確かにレンズ一本以上の価値がある> と思ったので今回はレンズではなくその資金を現像ソフトや周辺機器に投資することにしました。
そこで今回購入したのは
現像ソフト Photoshop Lightroom 5.0
モニターのキャブリレーションツール X-Rite ColorMunki Smile KHG0100-SM
高演色形の蛍光灯
以上の3点です。
で、さらにモニターフードがあるといいかなと思い、タイトルにある通りモニターフードを自作しました、
200円で。
前置きが長くなりましたが以下本編です。
発泡素材に紙が貼り付けてある吹けば飛んでいくようなボードが家に2枚転がっていたのでこれを使用しました。
適当な大きさに切って裏面をつや消しの黒で塗装
タイトルにある [200円で~] の200円はこのつや消しスプレーの購入費用です。
チープな木目が大昔のブラウン管テレビを彷彿させます。
こんな作りでもトップやサイドからの映り込みは防いでくれます。
バックからの映り込みは防げないので照明を消したりカーテンを引いて外からの光を遮断しないといけませんが、夜間の作業時のモニターの見やすさは格段にアップしました。
現像ソフト Photoshop Lightroom 5.0
モニターのキャブリレーションツール X-Rite ColorMunki Smile KHG0100-SM
高演色形の蛍光灯
上記の3点は注文しましたがまだ手元に届いていないので、届いて少し使ってみてから使用感をレポートしたいと思います。
Lightroomに関しては体験版が機能制限無しなのでもう入手したのと同じことですが、amazonでダウンロード版に比べて通常版が12,713円と安かったのと形として手元に残しておきたかったのでこちらを購入しました。
X-Rite ColorMunki Smile KHG0100-SMは現在販売されているキャブリレーションツールで最も安いものかと思いますが、趣味での使用で湯水のように投資出来るわけじゃないので最低限のモニターの色味を調整してくれればいいという考えです。
モニターの調整はネットの情報を見て色々試しましたが、どれも「これだ」といえる確信が持てる方法ではなく、調整するたびに少しづづ色味が変わっていくので目視での調整は諦めました。