あけましておめでとうございます
今年もこの辺境のブログをよろしくお願いいたします
年が明けて最初の休みはもちろんボードに行ってきました。
今回はタカンボースキー場で午前券です。
8時少し過ぎにスキー場について早速下のリフトで一本滑ると15cm程の新雪で底突きしました、おまけにかなりの降雪で視界が悪く地形の変化が分からず滑りにくい。
まいったな、と第二リフトでさらに上がるともっと見えない、目をつぶって滑っているようです。
今使っているゴーグルは一昨年大転倒して割ってしまった代替品として急遽購入したものなのであまりいいものじゃありません、こりゃゴーグルのせいかなと気落ちしていると「第二リフト強風のため運行中止」のアナウンス。
下のリフトで何本か滑っているうちに少し周りが明るくなって視界が開けて来ました。
そのタイミングで「第二リフト運行再開」のアナウンスがありました。
上まで行くとクリアではないもののさっきよりは全然マシです。
これならなんとか、と思いパウダーに突っ込むとなかなかの浮遊感、上の方は底突きがない程の積雪です。
年末の平湯程ではないけどこの地域にしては比較的軽い雪で今シーズンの初の 当たり(大当りではない) と言っていいくらいの雪でした。
途中でトイレ休憩を挟んであとは黙々と滑り続けて11時半頃、ターンの踏ん張りが効かなくなり潮時かなと思ったところで引き上げてきました。
僕はぶっ続けで滑って2時間半程の体力だってことが分かりました。
今回がMOSS SNOWSTICK U5 での初めてのフワフワパウダーだったので乗り方も色々知ることができました。
ロングノーズでセットバックがついていますがキャンバーボードなので普通にパウダーに突っ込んでも思ったより浮力は有りません。
ただ、少し前を上げてやることを意識するとスッとフロントが浮いてきます、あとはその短いテールに乗ってあげれば安定した浮力で自由に滑空できました。
去年まで友達のパウダーでの滑りを見ていて、まるで魔法の絨毯に乗っているようだなと思っていましたが、今日は「僕もついに魔法の絨毯を手に入れたんだな」って感じることが出来ました。
(友達のボードはゲンテンのマンタレイ)
もう一つ感じたことが、
パウダーもトラックだらけになった頃、荒れたバーンを滑ってみても去年までのような不安定感を感じませんでした。
途中で誰かが転んで空けた大穴があって、「しまった、かわせないな」ってところでもボードにドスンと乗っかって突っ込むと何事もなかったかのように抜けられるのです。
U5を買う前にネットでGENTEMなどの板のレビューを見ていて‘突破力’という言葉をよく目にしました。
何を言っているのかは理解していましてが、体感したことがないので「ボードによってはそんな力があるんだな」ってほどの認識でしたが、その‘突破力’が何たるかを理解できたような気がします。