時代遅れのフィルムカメラを持って | 雲のような毎日を

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タイトル通り時代遅れのフィルムカメラを持って石川動物園に行ってきました。



今どきフィルム一眼レフでカラーネガかよ、と思う人もいると思います。


デジカメはCanonのPower Shot SX130 ISを使っていて非常に便利に使えています。


フィルムに比べると気軽にシャッターが切れて気に入らなければ消去でき、現像代やフィルム代が掛からずランニングコストもが安いので、デジ一眼の購入で悩んでいます。


じゃあどうしてデジ一買わないかというと、借りて使ったことがあるけどフィルムカメラに比べるとやっぱりシャッターを切る時の気持ちが違うから。


軽いというか気軽というか。


写真を撮るコトだけを考えればデジタルは圧倒的に有利・・どころかフィルムが勝っているところなんてないんじゃないかと思うくらいなんだけど。


フィルムの場合被写体と撮影時のシュチュエーションを考えてフィルムを選ぶ、ISO感度は状況に合わせて変更なんて出来ないから、手ブレしないように三脚とレリーズケーブルも準備して・・みたいなところが、デジタルならホワイトバランス変えてISO感度上げて手ブレ補正利かせて手持ちで何枚か写せばオッケ。


写真を一枚撮るだけじゃなくて、そこままでの所作も含めて楽しむと考えた場合、やっぱりフィルムのほうが「撮ったぞー」っていう充実感が味わえるからいまだにデジタルに移行できないでいます。


カメラ業界もフィルム事業から撤退や縮小していく中で、どうしたもんかなーと悶々としてフィルムカメラからしばらく距離を置いていましたが、フィルムでももう少し楽しめないかなと思い久しぶりに引っ張り出して動物園に行ってきた次第です。


エラソーなことをツラツラと書きましたが私の写真の腕前は完全にドシロートです。


ヘタッピなりに色々悩んで写真を楽しんでいると言うことで、写真大した事ねーじゃんみたいなツッコミはナシでお願いします。





スキャナ持っていないので今回初めてキタムラでデジタルデータ化をしてもらいました。

2Mほどのデータなので物足りないですが、フィルムで撮った写真をこのように簡単にブログにアップ出来るのでフィルムカメラの楽しみ方が広がります。


デジタルデータ化でどこまでフィルムの個性が反映されているのかわからないし、露出補正も機械まかせのオートだと思うので露出が狂っているものもあると思いますが・・


データで確認してから必要な写真だけプリントすると、同時プリントで失敗や要らないプリントにお金を払うよりもコストが抑えられるメリットもあると思います。


EOS-3 SIGMA APO DG 70-300 1:4-5.6 の組み合わせにフジのREALA ACE 100を詰めて一脚使用です。
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早速露出の狂った一枚、もう少しアンダーです。だって頭真っ白

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REALA ACE初めて使いました。


デジタルデータ化でフィルムの個性が出ているという前提ですが、軟調で見た目に忠実で優しい色合いのような気がします。ドシロートなので断言できません


今までベルビア100でPLフィルターの効果をバリバリに出してみたいな、目がチカチカする写真が多かったので、こういう優しい色合いの写真が撮れるフィルムはいいですね。


いいと知った頃には絶版ですが・・

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ゴミ箱


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目じゃなくて脚にピントがズレています


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オシドリ せわしなく動く鳥ですね


終始二匹で仲良くしていました、おしどり夫婦の由来はここからなんでしょうか。


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園内に咲いていたツツジ?


花を撮るのにもいいですね、淡い感じがでます。


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ポニー


フィルムやプリントを見てもわかりにくいけど、データ化するとフィルムの解像度の高さが良くわかります。

毛の一本一本がしっかり描写されています。デジカメに負けていない。


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水族館前のオブジェ


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ピンボケですが人っぽい表情がお気に入りです。


こんな感じで一本撮ってきました。


デジカメに比べればずいぶん手間と時間がかかるけど、データ化してしまえばこのように扱えるし、何より原版が実際に手元に残るということはデジタルデータに対しての大きな強みだと思います。


もう少しフィルムを楽しもうと思います。


EOS KISS X6が出たらまた悩んでみます。


フルサイズのセンサーで5万円台っていう時代は来るんですかね?