こんばんは 進藤です。
昨日からの続きで、今日は熱帯夜と、湿度の話しをまとめてみます。
【熱帯夜】・・・夕方から翌朝までの気温が25℃以上の日
25℃以上っていうと、なんとなくそこまで暑く感じない温度ですが、夜の25℃以上は、ちょっと違うんです。
夜は湿度が高くなるんです!
なんで、湿度が高くなるかっていうと、
実は、夜になると、そこらじゅうで水が蒸発しはじめる、、
なんて事はありません!
実は、1日を通して、空気中の水分の量(絶対量)は、ほぼ変わらないのです。
ですが、湿度と言うと、ある温度での空気中の水分の量を、割合(パーセント)で表しますよね。(湿度には、絶対湿度と相対湿度がありますが、ここでは相対湿度のことです。)
気温が高いほど、空気に取り込める水分の量は多いんです。
逆に、気温が低いと、空気に取り込める水分の量は少ない。
そして、一日を通して水分の絶対量は変わらないのであれば、
例えば昼間とっても暑くて、ムシムシしていたのに、空気中の水分の絶対量は変わらずに、その気温だけ下がれば、相対的に湿度は上がりますよね。
昼間、湿度が高くて、ムシムシしたのが、、
夜になると、ムシムシ蒸し蒸し!って湿度が高くなっちゃうんです。
人は、湿度が高いほど温度を高く感じます。
また逆に、湿度が低いほど寒く感じます。
涼しい例えでいうと、冬場に降雪地域の人が、雪の降らない(湿度の低い)地域に来て、同じ気温でも寒く感じる、なんて聞いた事はないでしょうか。
それくらい、人が感じる「暑い」「寒い」の感覚は、湿度が深く関わっているんです。
夜に高くなる湿度ですが、その湿度がMAXになるのは、気温が一番低くなる明け方です。
海や山に行く時など、夏場の早朝に、凄く湿った独特の空気を感じた事はないでしょうか⁉︎
また、夜に干した洗濯物が、早朝に湿ってたりする事もあります。
それくらい、早朝の湿度は高いって事ですね。
逆に、湿度が一番低くなるのは、気温が一番高い時間帯で、だいたい午後2時頃になります。
洗濯物が一番早く乾く時間帯ですね。
最後に、人によって違いますが快適といわれる湿度は、40%~60%です。
温度だけでなく、湿度にも気を配って暑い夏を乗り切りましょう。
明日も良い1日を、、、