今日の測定結果
 体重:82.6kg(前日比:---kg)
 体脂肪率:35%(前日比:---%)

 少し上がり気味。食生活は乱れてないから、運動量が少ないのかな……?


 実は六月頭からつい先日まで、歯医者に通ってました。

 事の発端は昨年末まで遡るのですが……え?遡りすぎですか?
 ……じゃあ、もっと遡ってみます(こら)。
 歯医者のお世話になることは結構多くて、左上の奥歯に至ってはブリッジが入っています(奥歯を完全に抜いちゃって、その前後の歯ごと三本まとめて(だからブリッジ=橋、と思われます)かぶせものをするものです)。

 さて昨年末。このブリッジの一部が欠けてしまったのです。三本にまたがるブリッジの、真ん中の歯にあたる部分。この側面に、抜いてしまった元の歯の一部と思われる、白い物体がはまっていたのですが、これが取れてしまったのです。なんでそんなものがはまっていたかと考えれば、おそらくは見た目への配慮だったんでしょう……って、分かりにくい説明だなぁ。
 それが取れてしまったおかげで、ブリッジの側面に、ぽっかりと大きな穴が空いてしまいました。ものを食べればここに食べかすが詰まって、かなりうっとうしかったのですが……実害がないのと、歯医者は金がかかるから……と放置していたのです。

 それからしばらくした春先、今度は右下の……犬歯っていうのかな?右下四番と言うべきなのかな?この歯で「がきっ」という音とともに、何かが欠けるような感触があったのです。
 この歯、前に小さな虫歯の治療をしたおぼえがあるような……ないような……。欠けたときも別に痛みは無かったし、舌先で触るとちょっとした穴が空いていますが、特に痛みもなければ、冷たいものがしみるわけでもなく……。たぶん、昔、ちょっとした治療をした時に埋めた樹脂が取れてしまったんじゃないかと思われます。

 で!結局、両方とも放置しちゃったんですよ。歯医者ってお金がかかるし、ちょうど糖尿棒を発症しちゃったんで、そっちを優先しようってことで。
 金銭的なこと以外にも理由はあって、ブリッジについては、このブリッジを入れてもらった歯医者に通うべきじゃないかなぁ、とか思ったのです。最終的には抜いちゃいましたが、ブリッジを入れるに至るまで何度も治療を施した歯であり、言ってみればこの歯の主治医とも言える歯医者に行くべきではないかな、と考えたのですよ。で、その歯医者が実家の方にあるというわけで、なかなか通いづらかったのです(実家から徒歩10分ちょいかなぁ)。

 そして五月。右下の歯が、時折冷たいものがしみるようになってきました。やばいかな……とか思い始めましたが、月替わりの時の診療費アップをけちって「六月に入ったら行くよ」なんて言ってたのです。

 やがて……忘れもしない五月末日の夜。
 猛烈な痛みが右下の歯を襲ったのです。その痛みは尋常ではなく、冗談抜きでもんどり打ちました。どういう訳か(たぶん口内の温度?)口をゆすげば十秒程度は痛みがひくのですが、すぐに痛みがぶり返して悶絶する羽目に。
 幸か不幸か五月末日。翌朝になれば六月なので、月替わりの診療費を気にする必要もありません。朝になったら、実家近くの歯医者に行こうぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!

 痛い痛い痛い痛い!!
 ダメ、無理。耐えられない。夜間~深夜診療やってる歯医者はないだろうか、とネットで検索。この時点で時計は22時くらい。深夜診療を受け付けているところはあったのですが、場所がちと遠い。行きはなんとかなるかもしれないけども、終わって帰る頃にはおそらく電車がない……。って痛い痛い痛い痛いってば!!

 と、この時になって実家方面にあるという歯医者についての、とあることを思い出したのです。徒歩10分ちょいと書きましたが、別にそこでなくたって、実家の近所にも歯医者はいくつかあります。わざわざそこに通うようになったのは、中学時代の先輩のすすめだったのですが……

先輩M氏「腕はいい。ただし、治療までに時間をめっちゃかけるから注意な」

 曰く、
●一度に一本ずつしか絶対に手を加えない。
●週に一回しか予約を入れさせてくれない。
 などなど。

 確かに、前に一度詰め物をした歯が再び痛み出して通院した際も、初回は歯石取りと、詰め物を外しただけで「じゃあ次は来週で」だったような覚えがあります。
 尋常でない痛みだというのに、これで歯石取りだけで終わられたらどうしよう……と、そう思ったとき、かつての主治医に心の中でサヨナラをしました。

 深夜診療しているところを探していた最中だったのを、近所の歯科医の検索にスイッチ。どこが良さそうだろう?でもって、評判がいいだろう?と思って検索していると、投票システムで口コミレビューを集めているサイト(?)にぶち当たりました。
 その中でぶっちぎりで一位になっている歯科のレビューを読むと……「予約に三ヶ月待ったけども、確かに名医」だとかなんとか。待てません!!初診随時かもしれませんが、予約で待たされるなら、実家近くの歯医者でもいいんだよ(涙)

 というわけで、二位だったか三位だったかの歯医者、ここが徒歩でいける圏内だったのでそこへ行くことに。その歯医者のサイトで、オンライン予約が24時間できるとのこと。しかも翌朝で予約が取れるので……もうここでいいや!と即予約。歯の痛みをこらえながら、なんとかかんとか眠りにつき……そして翌朝。

 昨晩ほどではないにせよ、まだ痛みは残っています。何か食べたりしたら、また痛み出すだろう……と、朝食も摂らずに歯医者へ行くことに。

 続きます!
今日の測定結果
 体重:測定ミス
 体脂肪率:38%(前日比:±0%)

 体重は計るタイミングをミスったので、本日は記録無し。具体的には朝食の後……。


 前回の続き。
 最近、あちこちで見かけるようになった「15分500円」なんてうたい文句の、ダイエットマシンを置いたテナント。専門店だけかと思っていたら、スーパーの片隅にも置かれるようになってたりしてビックリしていたのですが、これもヨドバシで置いてました。

 せっかくなので、これも試してみようといざ乗っかってみることに。
 いくつか機種があったのですが、どれもだいたい操作回りは似たような感じ。とりあえず値段が高めの機種に乗ってみることにしました。

 操作は簡単。コース(おそらくは乗っかる台の揺れっぷりの調整)と、時間を入れてスイッチオン。あとは揺れる速度をお好みで調整するといった感じです。

 足元が猛烈な勢いで振動し、確かにお腹まわりまで振動が到達しています。が、ただブルブルしているだけ……といった感じです。振動そのものは、昔あったダイエット器具で……金属製の長い板(?)の中央を両手で持って、それをバネの要領で振動させることで腹筋を引き締める……あれに近いかも(名前忘れちゃったよ)。

 ところが!乗って数分もたたないうちに、強烈な尿意を催してトイレに行くことに。この日は用事があったので、ここで諦めて、また後日挑戦してみることに。

 で、数日後。またも試す機会があったので挑戦。
 確かに楽ではありますが、足元では強い振動が起きているのに、それが足を伝って腰のあたりに到達するころにはかなり減衰してしまっている感じがしました。さっき例に出したバネ式のダイエット器具、友人が持っていたのを試させて貰ったことがあるのですが、腰~お腹周りに関してはあっちの方が効果がありそうです。足のぜい肉を落とすならこっちかも?

 そしてこの日は尿意ではなくもの凄い便意が!!
 どうやら、マシンの振動が、腸や膀胱を刺激してしまうようです。もしかすると、便秘気味の人にはいいかもしれません……責任はもてませんが(汗)
 あと、ひざにかかる負担がかなりのものなので、そこら辺も注意した方が良いかと思います。

 ダイエット効果は……正直なところ、あまり期待できそうにないなぁ、と思いました。足にくるのは確かなので、それで心地よい疲労感は得られるかもしれませんが、腰から上に向かうにつれて、振動の減衰が大きくなっていくため、お腹のあたりに運動効果が得られるかは微妙なところ。疲労感だけで「いい運動になった」と満足してもなぁ……それは勘違いのような気もするし。
 それと、代謝は良くなるかもしれませんが、それよりも血液が足先に集中することが怖いです。何か血管に悪影響ありそうな気がしました……気のせいならいいんですが。

 とどのつまり、楽してダイエットは無理そうです。

 楽でないダイエット法……と言えば、ちまたで噂のなんちゃらブートキャンプ、あれは効果もありそうなんですが、マンションでやるのは厳しそう……。
今日の測定結果
 体重:82.2kg(前日比:±0kg)
 体脂肪率:38%(前日比:+5%)

 体重横ばい。体脂肪率が上がったということは、これまでの経験からいくと体重が落ちる前触れ……なのかな?(体重の「落ちしろ」、と勝手に呼んでます)


 今回はちょっと気分転換も兼ねて番外編。
 先日、ヨドバシカメラに行った際に、フィットネス器具を試す機会があったので挑戦してきました。
 以下、記憶に基づいて書くので、実際の商品と異なる部分があるかもしれません。


 まず試したのは、Pナsニッc(仮名)の「ジョー馬(仮名)」。一応仮名にしてみました!
 乗馬の動きを再現することで、内もも・ウェスト・ヒップ・脇腹……といった、普段筋肉を使いにくい部分のエクササイズが出来るとか、なんかそんな説明の品です。
 詳しい外観は適当に検索でもすれば、商品紹介ページがあると思うのでそっちを見て貰いたいのですが、簡単に説明すると……昔、デパートの屋上にあった、子供用の、馬やら象やらの形をした、前後にゆれる遊具……あんな感じです。人がまたがる部分しかありませんが。
 そこにまたがって、あぶみにあたるパーツに足をはめ込みます。ちょうど股のあたりに操作パネルがあり、そこで各種操作が可能になっています。操作パネルの縁の部分が起きあがるようになっていて、これが手綱にあたる部分になるようです。ただし、店で流れていた説明用の映像では、この手綱(というより手すり?)は握らず、両手はフリーの状態にしておくのが基本姿勢なのかな?と思いました。
 機種にもよりますが、僕が試した機種ではコースは3種類。「エクササイズ(水平のみ)」「ウエスト(前傾中心)」「ヒップ(後傾中心)」で、さらに別の日に試した機種ではさらに「脚力(水平・前傾)」を加えた4種類のコースがあらかじめプリセットされています。それとは別に、手動で傾き加減を操作することも可能です。

 さて、姿勢の準備は完了。コースはとりあえず「ウエスト」をチョイス。すぐに機械が動き始めました。ゆるやかだけど、なかなか大きな動きです。

 ……どうせだったら一番きつくないと面白くないよね?

 という訳で、速度調整を一番速いところにセット。
 あらかじめ見ておいた説明映像によると、頭を動かさないことがポイントなのだとか。どこか一点、正しい姿勢をとった状態で目線の先にあるものを見つけておくと、頭がぶれないように意識しやすい模様。
 手綱にあたるプラスチック製のパーツ(面倒だから以下「手綱(?)」)は持たずに動作させているため、動きにあわせて手綱(?)が跳ねて、その度にパチンパチンと音を立てるため、ちょっとうっとうしいです。まぁ、実際に購入したときは、テープか何かで固定してしまえばいいかもしれません(あるいは、手綱(?)を持った状態で動かすか)。
 内股をギュッと締めないと、すぐに身体がずり落ちそうになります(まぁ、これは実際の乗馬でも同じことだと思いますが)。そのせいなのか、あまりウエストや脇腹に負荷がかかっている感じがしません。実際、手で触れて筋肉の動きを確認してみたのですが、内股に比べると、あまり動いている感じがしません。姿勢はちゃんとしているはずなのですが……。
 ウエストコースはあくまでも「前傾中心」なので、傾き加減は前傾以外の状態にもなります。前傾・水平・後傾……と傾きを変えながら、本体は8の字に揺れ続けます。

 ふと、取扱説明書はどうなってるのかなぁ……と気になりました。速度を最速まで上げていることもあり、揺れはなかなか激しいです。さらに、姿勢を保ちやすいように、あぶみに足をはめ込んでいます。この状態で、何かのはずみで姿勢を大きく崩したら、文字通り「落馬」は確実でしょう。あぶみに足をはめていなければ、そのまますてんと転んで終わるかもしれませんが、あぶみに足をとられて、どんな風に転ぶか想像がつきません。ていうか想像すると怖いです。軽い怪我で済むのかなぁ……。手綱(?)は握った方がいいのかなぁ……と思ったのですが、説明映像を見れば見るほど、手はフリーにした方が、エクササイズとしては高い効果を得られそうに見えます。

 そんなこんなでコースは15分で終了。内股は程よく……というより、結構疲れました。そのせいか、肝心のウエスト回りは効果が実感できず。
 後日、別機種を試したのですが、この時も同じような結果でした。


 何が悪かったのかなぁ……と考えた結果、以下の点が思い浮かびました。

1●姿勢が正しくなかった
 背筋を伸ばして頭は動かないように……と気をつかっていたのですが、実際にはそれが守られていなかったのかも?

2●速度を上げすぎた
 動作速度を上げすぎたため、内股で強く固定しなければならなくなり、バランス良く身体に負荷を与えることができなかったのかも?

3●これで正しい
 毎日使うことを想定した健康器具なので、一日でへばってしまうようでは問題がある。軽い負荷を毎日身体に与えるためには、この程度がちょうどいいのかも?

4●そもそもコンセプトに問題が?
 つまり効果は期待しちゃダメ。楽してエクササイズは成らず? いや、これはないだろう……身も蓋もなさすぎる。うん、これは無いと思いたい。

 2と3あたりが本命ですね。実際、動かし始めた直後の低速状態では「おー、結構動くもんだなぁ」と思ったりもしたのですが、調子に乗って速度を最速まで上げてしまったため、動きを堪能する余裕がなかったように思います。
 次に試す機会があれば、今度は速度をもうちょっと抑えたりしつつやってみたいと思いました。
 ちなみにその後、内股にきっちりと来ましたよ。筋肉痛が(汗)

 「ジョー馬」の横には、最近町中でよく見かける「ワンコインダイエット」とか「500円ダイエット」というふれこみの、足元がブルブル震えるアレが置いてありました。
 もちろんこれも試したのですが……それはまた次回に。

 今日は糖尿病外来。これから行ってきます。やべー、予約時間に遅れそうだ(汗)
6/12の測定結果
 体重:82.4kg(前日比:-0.2kg)
 体脂肪率:36%(前日比:-1%)

今日の測定結果
 体重:82.2kg(前日比:-0.2kg)
 体脂肪率:33%(前日比:-3%)

 体重は微減。82kg台の壁をこのまま破れるか否か……。


 さて前回の通院で心が折れたわけですが、うちの相方(=家内)が「その言い方はないんじゃないの?」っぽい事を言い出したので、「俺はそれでドクターにたてつく根性ないよ。代わりに言ってくれるん?」と尋ねてみたところ、なんと「うん」とのこと。他にも色々話はしたのですが、その辺は割愛。

 そういうわけで、相方の仕事が休みの6/9、二日遅れで通院してきました。幸いというか何というか、薬は飲み忘れ分があって、それでギリギリ保ちました。

 さて久々に相方を伴っての通院。まずは前回の血液検査の結果から。

(検査項目):(2月15日)→(3月15日)→(4月12日)→(5月24日)(基準値)

AST(GOT):113→125→60→367~36
ALT(GPT):161→187→86→395~39
γ-GTP:168→156→82→5284以下
中性脂肪:291→271→196→8235~149
総コレステロール:273→284→223→190130~219
グルコース(血糖):245→検査なし→検査なし→8555~109
ヘモグロビンA1c:7.1→検査なし→検査なし→5.44.3~5.8

 今回は全般的な検査ということで、今回追加で記載した血糖値とヘモグロビンA1cの他にもあれこれと検査していますが、いずれも基準値内に収まっています。


 ここからが本題になる、ドクターとの話なのですが、相方からドクターに話したことは割愛。はっきり言ってドクター、ほとんどスルーしてましたから。
 そしてこちらに対し放たれた言葉は……。

Dr.「つまり私の言い方が気にくわない、とそういう訳ですか」

 根本が違う……。

える「そうじゃなくて……」

 前回書いた「当初はアルコール多少OKだったのが、知らない間にダメになってて驚いた件」とか、前に『服用中の薬一覧』というエントリで書いた「グリチロンの飲み方についての説明の食い違い」などを例に出し、

える「もうちょっとちゃんとした説明をして欲しいというか……その……」

 今にして思えば、言ってることのちぐはぐさを指摘したかったんだと思うのですが、いざドクターを前にするとうまく言葉にできず、口ごもっていると、

Dr.「こういうのは信頼関係で成り立ってますからねぇ。私のことが信頼できないのなら、別のところを探した方がいいんじゃないですかねぇ」

 とか言い出す始末。
 脅迫か?「自分に対してイエスマンでない、いちいち疑問を挟むような患者は来るな」とでも言いたいのでしょうか……。少なくとも、この時の僕にはそう思えました。

Dr.「さぁどうしますか?」

 さらに追いつめられる。


 率直なところ、そうしたいと思いました。
 ですが……。いかんせん自立支援医療の手続きのやり直しやら、よそへ移った場合の初診料やらその他もろもろの初期費用を考えると、今のタイミングでそれはできない。
 さらに、自分で「処方してもらえないか」と提案したトレドミンが、これまでの薬の中ではてきめんに効果が出ている。よそへ移った場合、こいつが必ず処方してもらえるかどうか自信がない。
 ……となると、イエスとは言えない。

『トレドミンが自分にあっているから……今後もお願いします』
 そういうような言葉を発するしかありませんでした。

 するとまた「薬増やしましょうか」とか言い出したので、例によって拒否。


 信頼関係とか言うなら、信頼されるような言葉で患者を導いて欲しいものです……。
今日の測定結果
 体重:82.6kg(前日比:+0.2kg)
 体脂肪率:37%(前日比:+1%)

 すいません、ちと更新をサボってしまっていました。
 サボっていたというか、前回「次回書きます」と書いていた、神経科通院の一件以来、気持ちが沈みきっていて更新できるような精神状態じゃなかった……というのが正直なところです。

 まずは体重の推移を……とその前に、ちょっとした変更点を。
 前回の更新の後、体重を測定するタイミングを変更しました。それまで「朝食&朝のお通じの後」だったのを、「朝起きてすぐ、水分を摂取する前」のタイミングにしました。
 朝のお通じが出るのを待っていると昼になっていた……なんてこともあったりで、ちょっと時間にムラがあるなぁ、と思っていたのです。
 体重計はトイレの側に置いてあるので、尿意を催した場合はそっちを済ませてからの計測を行っています。

 さて、前回の更新の頃は、84kg台を記録することもありましたが、だいたい85kg台をフラフラしていたと思います。その後、じわじわと減っていき、84kg台をキープするようになったのですが、そこで壁にぶち当たりました。
 84.4kgを壁として、なかなかそれ以上に減らないのです。しばらく根比べが始まりましたが、今月に入ってから徐々に減少。現在は81kg台がそろそろ見えてくるかも?といったところです。


 さて、5/24の通院の時では血液検査を行いました。これの結果は後日書くとして、その際にいつもの「どうですか?」があったので、

える「食事制限からくるストレスがひどいですね……」

 という話をしたのです。
 元々、僕の気分転換と言えば、美味しいお酒をたしなんだり、美味しい料理やスイーツを(以下略)といった感じで、食に結びつくものが多かったのです。いや、暴飲暴食ではなく、美味しいものをちびちびといった感じ。むしゃくしゃしている時でも、せいぜい缶チューハイ1本とか。
 うつ病を患うようになって神経科に通い出した頃、お酒をどうすればいいのかをドクターに尋ねたところ、

Dr.「飲まない方がいいんですが、それでストレスになるくらいなら多少は構わないんじゃないですかね」

 といった事を言っていたのです。そんなわけで、ちびちびとお酒は続けていました。
 通院期間も長くなり、薬の量も増えていきました。やがて、薬の量が負担になって(と説明を受けました)、肝機能障害が出てきました。肝臓の薬が追加されるようになったのですが、数字はあまり改善されないまま、悪い状態で横ばいになっていました。
 そのころになって、改めてお酒の件について聞いたのです。

Dr.「そんなんダメに決まってるじゃないですか。何言ってるんですかえるさん」

 さて、僕は最初に尋ねた時以降、この時に至るまで「アルコールは控えるように(あるいはやめるように)」と言われた覚えはありません。
 やめるように言われていれば、当然ながらその段階でやめていたのですが、まるで「既にそういう風に指示をした」かのように言われたのが、苦痛だったのをよく覚えています。
 いつか良くなったら、飲もう。そう思って数年前に作った梅酒が、今も台所の戸棚の奥で眠っています。


 やがて糖尿病を発症。本格的な食事療法・運動療法を開始。
 5月8日に書いたように、血糖値や肝機能の数字は大幅に改善されました。
 しかしヘモグロビンA1cの値は、直近1~2ヶ月の血糖値の平均を知るための指標ということで、良化してはいたのですが、正常域には収まりませんでした。

 食事療法・運動療法ともに現状維持。それがドクターからの指示でした。

 報われない……。
 そう思いながら、そしてストレスをうまく発散できないまま、ウォーキングを続けていました。歩いているといろんな店の看板が目に入ってきます。興味をそそられる飲食店。コンビニの新製品。それら全てが忌々しいとさえ感じていました。
 町中を避けて河川敷を歩いていても、ふと横を見ると何かしらの店が目に入ってきます。買い物に出かければ、もっといろんなものが目に入ってきます。そのたびに生唾を飲み込み、黙々と歩きました。
 こうなってくると、食事にどんな工夫をこらしても、空しくなってくる一方です。

 栄養士からの食事指導を受けた時、もらったプリントにこんな事が書いてありました。
「糖尿病だからといって、食べてはいけないものはありません」
 ……嘘だ。食べられないものだらけじゃないか……。


 別に毎日でなくなっていい。週に一度、それさえもダメなら半月に一度でもいい。単位だなんだなんて忘れて、普通の食事がしたい。あるいは、好きなお酒を、コップ一杯程度でいいから、たしなみたい。
 そんな話をしました。

Dr.「神経系の薬を飲んでいる限り、アルコールなんてとれる日は来ませんね」
 ……そんな言い方はないじゃないか。当初は少量なら構わないと言っていたのに。

Dr.「人工甘味料とかどうなんです?ステビアとか……」
 それを舐めろというんですか?

Dr.「……まぁ、よく知りませんがね」
 知らずに言っていたのか……。


 ものには言い方ってものがあると思います。
「症状が良くなって、薬が減ればねぇ」
 とか。
「甘いものに関しては、内科の先生に聞いて貰わないと分からないですね」
 とか。


 目の前が、真っ暗になった気持ちでした。先日の糖尿病外来での血液検査で、肝機能の数字は全て正常域に入っている。それも劇的に。運動療法を続けていくためにも、少しでも何か自分にご褒美をあげたい……そんな仄かな夢が、あっけなく崩れたこの日、心が折れました。
 この日は血液検査を済ませ、半泣きになりながら帰宅しました。