みなさま、こんにちは。 ふじこです。

 
祝日なのでお目出度い話を。



 
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さて。
 
 
 

まる2年通った病院のリハビリを、


先日、

ついに、


卒業いたしました!お祝い!



次のステップに進むことができ、気持ちを新たにしています。




まず、ご存知でない方々にとっては
「乳がん患者もリハビリってするんだ?」
とか

乳がん経験者や関係の皆さんからも
「病院のリハビリってそんなに長く通えるものなの?」

なんていう疑問が湧いていると思いますので、
その辺もご説明しながら話を進めていきますね。


まず、乳がんの治療---
特に広い意味で「普段の生活に戻る」段階にまでいくには、
 手術を受けたら終わり
 退院したら終わり
 投薬が済んだら終わり
 放射線治療が済んだら終わり
では、ありません。


だから私は非常に悲しかったんです。
「まだリハビリ通ってるのォ?!」
と言われたことが…

しかも、お茶会の最中に。
しかも、医療関係者です、この人。何度も言いますが。(← そーとー根にもってます笑
 

彼女を庇いだてするわけではないのですが、
ひとくちに医療関係者と言っても、専門外のことに詳しくないことは往々にしてあります。

例えば、病理(採取した細胞等を検査する部門)の検査技師が乳がんの予後について詳しいかと言えば、必ずしもそうとは限りません。

ですが、医療者としての基本的な心得は学校で叩き込まれるはずですし、
これだけ医療にもサービス業的な精神が求められている昨今、上司からも組織からも日々うるさく言われているはずです。
それなのに…


ただ、彼女のおかげで私も
「そうか、その世界に身を置いていても知らない人もいるんだな」
という気づきを改めて得られたわけですから、感謝もこめて…



さて、
乳がんの切除手術を受けた患者は、
そこにあった脂肪の塊をゴッソリ失っているわけです。

場合によっては筋肉や筋膜を一緒に切除することもあります。

神経にも傷が付きます。

もともとあったものがなくなってバランスを失い、
皮膚の “ひきつれ” や傷の痛みもあるわけですから、
当然、術側の肩関節をはじめとした部位の動きが不自由になります。

それをできる限り元に戻すためにリハビリが必要になってくるわけですね。


また、リンパ管やリンパ節も同時に切除しているケースが多いです。
(私は脇のリンパ節と周辺のリンパ管をゴッソリ取りました)

切除まではしていなくても、多かれ少なかれ傷は付いています。


で、「リンパ」って言葉に女性は特に敏感だと思うのですが、
体内の老廃物を運んだり水分調整をしたり、炎症を食い止めたりと大切な器官ですよね。


人体というのは不思議なもので、リンパを切ってもまた “わき道” が伸びてきて繋がりはするのですが、
その “道” は術前に比べて非常に細いものになります。

したがって、リンパ液や老廃物がうまく流れていきません。

つまり、むくみやすくなります。


さらに、流れが悪くなっているところにうっかり傷が付くと、「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」といって重篤な炎症が起き、ゾウさんの足並みに膨れ上がることもあります。

それらを防ぐために、外からのリンパマッサージで上手くリンパ液を流してやる必要があります。

そのマッサージも、リハビリの一環として行なうわけですね。


不調があると どうしても動きが緩慢になって思わぬケガをしやすい、という側面もありますし。


ですから、リハビリが必要なのは整形外科の患者さんだけではないのです。



しかし、この乳がん患者にとって非常に大切なリハビリ、
病院の外来では、行っていないことが多いんです(!!)

しかも、昨今の医療費増大への対策として、どんどん縮小してしまっています。

我が石川県はまだいいほうで、私の通う病院を含め外来でのリハビリを受け入れているところは数件あるのですが、
それも来年度は存続するかどうかわかりません。

他県の大病院では全く受け入れていない(入院患者のみ)という所が圧倒的に多く、
不自由を抱える患者さんは自らリハビリ専門のクリニック等を探すしかありません。

おそらく私のように大病院のリハビリに長く通っていたのは稀なケースではないかと思います。
(粘りました笑。 だって辛かったんだもん。利き手だし。)



実際に患者へのリハビリを行うのは理学療法士さんですが、
そのためには

乳腺担当医の依頼を受けて
 ↓
リハビリ担当医が診察して処方を出し
 ↓
はじめて理学療法士が施術できる

という段取りがあります。


担当の理学療法士のMちゃん先生は若い女性だったのですが、とても患者本位かつ体育会系のニクメないヤツ(笑)
若さゆえ…という場面もありましたが、それすらも
「いえ、言っていただいたほうが私も成長できますので!ありがとうございます!」
  …エエ子や…涙

彼女を慕って、連日たくさんの患者さんが病院を訪れていました。


しかし、彼女のひたむきな「治したい!」という思いや
患者の切実な「治りたい!」という思いとは裏腹に、

ある一定程度まで回復すると、それが100%の回復ではなくても「症状が固定した」と判断され、病院側から卒業 “させられる” ケースが少なくありません。

すると、まだ痛い、まだダルい、まだ辛いのに
診てもらえない、診てあげられない…という状況に。


そんな現状に憂慮して、一人でも多くの患者さんを救いたい!と立ち上がったのが、現在私がお世話になっている
Awake(あうぇいく) さんです。
 ↓↓↓


もう1年ほど通っています。


元・大学病院勤務の理学療法士であるM先生とO先生(リンク先に名前載ってますけど笑)
「痛みのない施術で身体を軽く、動きやすく」してくれます。


ただ、前述のようにリハビリそのものは医師の処方がないと理学療法士といえども患者に施術することはできません。

なので、形としてはスポーツトレーナーや整体といったものに近いです。

ただし整体等とは違って、理学療法士という国家資格保持者が施術を行ってくれるので、患者としても安心です。
(あ、「整体師」という国家資格は日本にはありません。もちろん皆さんちゃんと勉強してから開業してらっしゃいますが、中にはアヤシイ人もいるので「整体」に通う場合は気をつけましょう)


しかも、病院でのリハビリは原則として医師の処方が出ている「部位」にしかできません。

乳がん患者なら「肩関節」のみ。
せいぜい「肩+腕」という処方しか出ません。


ところが、Awakeさんのようなところなら全身を診てもらうことができます。


というのも、胸を手術したからといって、不都合が出るのはその周辺だけとは限らないのです。


全身の関節は積み木のような構造をしていて、
いい姿勢を保っていればこのようにキレイに積み上がっています。 (画像はO先生から拝借)
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ところが、姿勢が悪くなると…あっ崩れちゃう!
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それを防ごうと他の部分でバランスを保とうとする。
だから歪みや痛みが生じるわけですね。
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ということは、ある部分を手術してバランスを崩したら…?
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はい、答えは明確ですね。

全身に影響が出るのはごく自然なことです。


だから、全身のメンテナンスが必要になるわけです。


もはや「まだリハビリ行ってるのォ⁈」とは言えないはずです。(←根にもってる
 個人的な攻撃ならまだいいんですけどね、(私も「乳がん患者全体を代表して…」なんておこがましいことは言わないように気をつけていますが)乳がんと今まさに闘っている人、患ったことのある人、そのご家族や関係者の皆さん、他の疾患に苦しんでいらっしゃる皆さんに対して、ものすごく失礼で傍若無人で傷をえぐるような言葉だと思うんですよ。立場も弁えずにそんな言葉を吐く。だから許せないんです。


しばらく病院のリハビリと並行して通っていましたが、こちらで全身を診てもらえるようになってから
「軽く、動きやすく」を実感する頻度が増えたように思います。

自分の体のクセや、普段できるストレッチなども教えてもらえるので、より自分の身体を気遣えるようにもなりました。

なにより「診てもらえる」という心の支えがあることが、大きいですよね。


私のサバイバー仲間も、
「痛くて眠れない日々が続いてたけど、
Awakeさんに通うようになってからぐっすり眠れるようになった!」
と、喜んでいました。


病院のリハビリは卒業しましたが、
「僕らを便利に活用してくださいね」
とおっしゃってくださるAwakeさんとは、長いお付き合いになりそうです。



そんな、患者おもいの人や施設が、もっともっと増えてほしい。


そして、患者おもいの医療者にどんどん仕事が集中してしまう現状をなんとか是正する仕組みも、構築されるべきだと考えます。

Mちゃんのような将来有望な「本物の医療者」に、潰れてほしくないんです。

M先生やO先生に、有力な仲間をもっと増やして差し上げたいんです。


税金投入の縮小や学会の方針など(本当に困っている患者にとっては正直くだらねぇ理由)で難しい部分もあるのでしょうけど。

それでも、


すべての人が、気持ちよく暮らせる世の中に。






Mちゃん先生から最後の「リハビリ計画書」をもらう時、
「今日で一旦終了ではあるんですけど、今後のご希望はありますか?」と聞かれたので答えたら、私の言葉をそのまま書いてくれました(笑)

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「かけこみ寺 希望します」

 その際はよろしくお願いします。





今回も結びまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
 

 
ではまた次回!
ごきげんよう
 
 
 
 
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