みなさま、こんにちは。 ふじこです。
新シリーズ『ふじこの屋根裏部屋』。
地方在住のいち女性が、世の中のニュースについてなんだかんだ物申しちゃいます。
ルールル、ルルル ルールルー
某若手女優が仕事をすっぽかして”出家”したのが話題になっていますね。
人前で下手に政治と宗教の話はするな、
なんて言われるぐらいですから、ブログで触れるのにもなんらかの危険は伴うのかもしれません。
私にも一応、タブーはあるんですよ。えぇ…
でも、今回の件によって、2つのことがハッキリしたのではないでしょうか。
①日本社会における「宗教」の住み分け
と
②「無宗教」論者への問題意識の問いかけ
です。
まず①ですが。
ひとくちに「宗教」といっても、大きく分けて二つありますよね。
ざっくり言えば、ちゃんとしてるかしてないか、です。
新興宗教といえども、しっかりしている教団はありますし、
逆に、伝統ある正統派の宗教の中にもナマグサ坊主がいたりゲスな神主がいたりするのは皆さんもご承知のとおりです。
某女優さんも、
俗世を断ち山にでもこもって本格的に修行する
本物の出家なら、
周囲の見る目も変わったんでしょうが。
心が壊れちゃって頼る先を間違えちゃったんですかね…
色んな”業界”の闇の部分が公になっちゃった感は否めません。
カルト的な新興宗教の味方は1ミリもするつもりはありませんが、
幸◯の◯学にも評価できる点はあります。
教祖サマによる
「オ◯ム真理教、統◯教会、創◯学会は邪教である!」発言。
ほう!よく言ったR.Y.U.H.◯.U!!
実は私も、前述の宗教の一つに引きずり込まれそうになったことがあります。
以前、学習塾で教室長として勤務していた頃のこと。
個別指導塾だったので いろんな生徒さんが通っていたんですが、
学習障害のあるお子さんが居たんですね。
その子のお母さんから、
「先生に折り入ってご相談がある」
と言われました。
しかも「教室ではなくどこか別の場所で…」と。
本来は教室以外で会うのは禁じられているのですが、まだ若かった私は
他の先生や生徒さんには絶対に聞かれたくない深い悩みがおありになるんだろうな…
などとマジメに考え、
上手く教室での面談へ誘導することもできず、
近くの喫茶店でお会いすることになりました。
お店へ入ると、そのお母さんの隣に、なぜか知らないオバサンが。
お子さんのお話は一向に出てこず、
「あなたが幸せになれないのはいろんな邪念に取り憑かれているから。
私たちについてきてくれればあなたもご家族も幸せになれる」
「持っているお守りの数々が諸悪の根源。
すべて処分した方があなたのためだから私たちで預かります。
ただし、家族には相談しないように」
などと トウトウと説かれ、
なんのお金と言われたか忘れましたが、500円を渡しました。
そして、
その教団の礼拝堂のようなところへノコノコとついていってしまいました。
↑世間知らず丸出し
そこでは、「南無妙法蓮華経」と書かれた巨大な位牌のようなものに向かって、
延々と「南無妙法蓮華経」とだけ唱え続けるテープの音に合わせて
一心にお辞儀し続ける人たちの姿…
背筋がゾッとして、
「私、帰ります!」
と言ってダッシュで逃げてきました。
オバサンたち、慌てて
これだけは!と500円返してくれました(笑)
少額でもあとあと問題になると困るんでしょうね…
当時私は関東で一人暮らしだったのですが、
あとで母に電話で一部始終を話したところ、
「あんた、それ、◯◯学会やがいね!」
と叱咤されました。
さて、いくら若くて ものを知らなかったとはいえ、
なぜ私が騙されかけたのか。
ひとつは、相手が「日蓮宗」を名乗ったこと。
我が家の仏教は日蓮宗なんです。
「南無妙法蓮華経」です。
もちろん、アヤシイ方のじゃありませんよ。
日蓮上人が開かれた、れっきとした伝統ある正統派の日蓮宗で先祖供養をしております。
ただ、日蓮宗って、それを名乗る悪質な新興宗教も多いのもまた事実なんですよね…
だから我々も困っているのですが。
たしかに日蓮さんって、排他的な物言いをして弾劾された歴史もお持ちです。
特に法然さんのことが大っ嫌いで「南無阿弥陀仏さえ言ってれば救われるだと?だから国が乱れるんだろうが
ふざけんな!」的な。
だから熱狂的なファンがおかしな方向へいって悪質化する、という…
なので表面的な部分で誤解されがちな人物ではあります。
でもそれは単なる暴君的な考えなのではなくて、ちゃんと深く物事を考えよ、真理を探究せよ、という教えの裏返しでもあるんですよね。
興味のある方は『立正安國論』を読もう!
だからこそ性善説な若者の私は
日蓮宗=親近感
で近づいてしまった、というわけです。
もうひとつは、「家族の幸せ」を持ち出されたこと。
これは卑怯ですね〜
こういうやり口なんでしょうね、詐欺師っていうのは。
卑怯、という点で言えば、障がいを抱えた自らの子どもをダシにすること自体、卑劣極まりないのですが。そして「なんとか助けてあげたい」と思う者を利用する…許すまじ。
でも話が上手い相手にまんまと乗せられて、
「そうか、家族の幸せは私の行動にかかっているのか…
みんなが幸せになるなら、よし、ここでいっちょ決断するか!」
みたいな流れに持っていかれるわけです。
というのも、
当時私は東京での仕事と生活に極限まで疲れていて、このままでいいのかと悩んでいた…いや、悩む思考回路も失いつつあった、
いわゆる”ブラック”に蝕まれた状態でした。
逃げるなんて思考自体が存在せず、自分を責めるような日々が続いていたんです。
それまで家族が苦労続きだったのは事実でしたし、言い当てられたような気もしてしまったんでしょう。
そこに付け込まれそうになったんですね。
でもなんとか、危ない世界に足を踏み入れる前に逃げることはできた。
危なかった…
みなさんも、お気をつけくださいね!!
で、話を元に戻すと。
残念ながら、今回話題になっている宗教団体で褒められるのは、
他の問題のある宗教団体を名指しにした。
そこだけなんですよね。
結局、お金をむしりとられる。
結局、抜け出せなくなる。
アヤシイかそうでないかを見抜く方法のひとつは、やはり
「お金」だと思います。
早々にお金の話が出てくる時は怪しんだほうがいい。
たとえ500円でも。笑
うちの菩提寺さん(もちろん日蓮宗の)は、
お布施についてはいつも
「お気持ちで」
とおっしゃいます。
その金額の多寡で檀家を えこひいきするような方々ではありません。
以前、先祖の月命日にお参りに来ていただいた際に、母がうっかりお布施を入れ忘れてしまって封筒だけお渡ししてしまったことがあったのですが(笑)
その際も、先方からは特になんのお言葉もありませんでした。
後日こちら側が気づいて冷や汗もので平謝りでお届けしたら
「あら、そうでしたかね〜。かえって わざわざすみません」
といった感じでしたよ。
そういうものですよね、本来の姿って。
こういう姿勢が、②の
「無宗教」論者への問題意識の問いかけ
に繋がると思います。
これまでも時折お話しているとおり、
我が家も私自身も
神道と仏教、両方を信仰しています。
家には神棚と仏壇があり、
日本古来の八百万の神々様に日々感謝し、
先祖供養は仏教によって行なっています。
日本の家庭によくある形態ですね。
だから、というわけではありませんし、
だからこそ、とも言えるのですが
日本人である限り、無宗教というのはあり得ない
と、私は思うのです。
日本に文字が生まれる前から、それこそ
飛鳥時代や縄文時代や、それより遥か前の時代から、
日本にはそこここに神様がいらっしゃいました。
田の神様、日の神様、雨を降らしてくれる神様、
恵みの神様、
竃(かまど)の神様、便所の神様…
それこそ「八百万」。ヤオヨロズ、です。
それが日本人にとって当たり前なんですよね。
あらゆるものに神様が宿っている。
身の回りにいつも神様がいらっしゃる。
だから、「神道」は宗教ではありません。
いや、宗教であって宗教ではない、というのが現状では正しいでしょうか。
当たり前にあった日本人の民間信仰や慣習といったものは、
仏教が入ってきたあとも、うまく共存していたんですね。
広く柔軟に受け入れる。
それが日本の良さなんです。
ところが、戦後GHQによって無理矢理 ”宗教化” されてしまい、その均衡が崩されてしまった。
東京裁判によって、英霊が罪人にされてしまった。
だから「神様」「仏様」というのがなんとなく憚られるような風潮になってしまった。
(そこへ けしからん新興宗教が台頭し始めた…と。)
人を騙すのは問題外ですが、
日本人が正しく歩むため、心の拠り所としての宗教は必要。
そういうことなのではないでしょうか。
だからね、最近の「no religious」と決め込む人々に、私は言いたい。
それ…カッコつけてるつもりなの?
なんてことを、日蓮上人のお誕生日である今日、
色々と思ったわけであります。
今回も結びまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
ではまた次回!
ごきげんよう

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