みなさま、こんにちは。 ふじこです。
相変わらず好きなことをして過ごしているわたくし、
昨日から習い事を始めました。
…といっても、県が主催する4回完結の無料講座ですが
それは…
謡 (うたい)
能の上演時、舞台の隅っこに8人座って節をつけて歌い上げている人たち。
あれのことです。
一部の歌舞伎の演目にもありますし、謡だけで披露することもあります。
謡曲(ようきょく) 地謡(じうたい)という表現も。
結婚式で親戚のおじさんがうたってくれる
「た〜か〜さ〜ご〜や〜」
も、謡の一種。
ピンとこない方で金沢ゆかりのみなさんには
柴舟のCMを思い出していただけるとわかりやすいかも。
♪し〜ばふね〜の〜
垣枝もは〜るか 朝霞
おかしやな〜
おかしやな〜ァ おかしなやァ〜
あんなかんじです(笑) 歌詞ちがうかも…
金沢は前田のお殿様の時代から能楽が盛んで、
庶民にも「たしなむ」ように推奨していました。
中でも謡はなんの道具もいらないので庶民の間でも広く親しまれ、
特に男性の教養とされていたようです。
庭師や大工が高所での仕事中にも口ずさんでいたため、
そんな能楽が盛んな金沢の様子を
空から謡が降ってくる
と表現したのです。
なんとも雅ではありませんか。
空から降ってくるのは雨だけではなかったのですね

今回習うのは『羽衣』
舞台は三保の松原。
漁師が木に引っかかっている見たこともない美しい衣を見つけ、宝にしようと持って帰ろうとします。
が、それはそこで水浴びをしていた天女の羽衣。天女は返してくださいと訴えます。
漁師が天人の舞を見せれば返すと言ったので、天女は舞を舞い、君が代の幾久しいことを寿ぎながら天へ上っていきました。
というお話。
歌舞伎やオペラ等にもなっているので、お話自体はご存知の方も多いことと思いますが、もとは能なんですね。
教えてくださるのは、宝生流シテ方・田屋邦夫先生。
なんて贅沢…

しかーし、私にとっては初めての経験。
一応、国文学科出身、文字を読むのは問題ないのですが、
というかこれはかなり読みやすい
節まわしが…難しい…っっ

先生も
「4回でできるようになるわけない」
……でしょうね

でも、毎年2回開催されてるようだし、
発表会もあるし(
)
)ものにしたいな〜

謡を趣味にしていたのは、私の祖父も例外ではありませんでした。
祖父の謡本コレクション。
そんな祖父の思いも一緒に、
そして、たしなみを受け継ぐ気持ちで、
稽古始めの今日は祖父の着物を着て臨みました。
男物なので、おはしょりはなく、着流しで。
着流しってなに?という方はコチラ↓
羽織もあるアンサンブルです。
せっかくなので、女性らしく帯付きにしました。
昔の男の人の粋が垣間見えるのが、
羽織の裏。
手前味噌ついでに、祖父は
謡、楽器、将棋、学問、大工仕事、工作、陸上…等々
一通りのことはソツなくできる人でした。
特に女性にモテることは一通りできる、っていうね(笑)
若い頃の写真イケメンやし…私の面喰いはおばあちゃん譲りか…(笑)
私も将棋は祖父から教えてもらいましたし、
夏休みの工作を祖父が作ったらスゴイ賞をもらっちゃった、という”あるある”も。
もう時効ですよね?笑
きょうだいも、祖父に数学の宿題を解いてもらって学校に提出したら
「答えは合ってるけど、式が一昔前。
誰に教えてもらった?」
と言われたそう(笑)
そんなスーパーおじいちゃんのDNAを受け継いでいることを誇りに、
私も日々をたしなんでいきます

お稽古の帰りは
辻口スイーツでひと休みしてから…
現代日本の工芸文化を支える作家さんたちの名品揃えを拝見しに。
金沢に、日本に生まれ育ったことを心から嬉しく、誇らしく思います

本日も私の趣味の世界にお付き合いいただきましてありがとうございました



ではまた次回!
ごきげんよう

↓ふじこ って何者??↓
実は資格マニアだったり。
駆け出しの もの書き だったり。
こんな野望(?)も持ってます。
とはいえ政治家になるつもりは毛頭ありません。あしからず(笑)














