みなさま、こんにちは。 ふじこです。
さて、先日からお届けしておりますこのシリーズ。
第三弾の本日は、
天皇「陛下」
皇太子「殿下」
と、敬意を込めてお呼びするときの呼称
すなわち敬称についてのお話をいたしたいと思います。
そもそも、
天皇、皇后、太皇太后、皇太后の敬称は「陛下」
それ以外の皇族の敬称は「殿下」
と、法律で決められています。
皇室典範
第二十三条 天皇、皇后、太皇太后及び皇太后の敬称は、陛下とする。
2 前項の皇族以外の皇族の敬称は、殿下とする。
皇太后…先帝の后、今上(現在の天皇)の生母
太皇太后…先々帝の后、今上の祖母で元皇后
最近注目を浴びている「皇室典範」
これを読むと皇室・皇族がわかります。
そんなに長い法律じゃないので、ぜひひと通りご一読を。
↓↓↓
余談ですが、情報を得るときは少しでも「公」のものから得た方が良いです。
断然、正確に、最新の情報が得られます。
上のリンクは「法令データ提供システム」という、内閣府が運営している「電子政府」システムです。
すべての法律を検索して閲覧することができます。
(改正中のものは一部見られない場合もあります)
また、テレビやネットの情報のみをすべてとするのではなく、より確かな情報や知識の集積にはやはり書籍が最適です。
特にネット上の”掲示板”の類は、回答者がどこの馬の骨かわからないので…注意が必要です。
天皇という存在は唯一無二のものですが、
「天皇」という単語は普通名詞に過ぎないので、敬称が必要になってくるわけですね。
「陛下」の「陛」という漢字は、
訓読みすると「きざはし」
つまり「階段」という意味です。
陛下のいらっしゃる宮殿にのぼる階段を指しているのですね。
宮殿「の」階段じゃないですよ。
宮殿へ「のぼるための」階段です。
この辺、色んな辞書が間違っていると思うんですよね。
国語辞典だけじゃなくて漢字辞典も引くと、正確な理解が得られたりします。
それにさらに「下」が付いています。
昔は、陛下に上奏する場合は階段の下に控えている侍臣を通じて取次ぎをしていたわけです。
直接話すなんてとんでもない、
取次ぎの近臣も、畏れ多いので宮殿の外の、さらにその下の階段の一番下に控えております!
という世界なんですね。
「殿下」も同じです。
「宮殿」の「下」ですね。
ですから、そういった連綿と続く伝統を踏まえて、皇室典範という法律にその旨を盛り込み、それらが普遍的恒常的に守られるように努めたわけです。
当時の政治家の尽力ぶりが窺えます。
この法律、制定が昭和22年なんですよ。
戦後ですよね。
天皇自体を廃せよと迫ったアメリカ等々の圧力に屈せずに、よくぞここまでのものをまとめられたなあ、と本当に頭が下がります。
世界的に見ても、「陛下」「殿下」の敬称は共通なんですね。
例えば、イギリスのエリザベス女王の敬称は
Her Royal Majesty
チャールズ皇太子殿下は
His Royal Highness
和訳するとそれぞれ「陛下」「殿下」です。
ただ「Royal」は「王室の」という意味なので、
日本は王室ではなく「皇室」ですから、
Royalではなく「Imperial」になります。
帝国ホテルも英語で「インペリアルホテル」って言いますでしょ
なので日本の天皇陛下は
His Imperial Majesty
皇太子殿下は
His Imperial Highness
となります。
ちなみに面と向かってお呼びする場合は二人称になりますから、
Your Imperial Majesty
等になります。
こういった敬称は、プロトコール、つまり世界の常識です。
しかし、最近のマスコミはどうでしょう。
「皇后さま」
「皇太子さま」
「雅子さま」
「愛子さま」
「秋篠宮さま」
「紀子さま」
「眞子さま」
「佳子さま」
「悠仁さま」
他の宮家の殿下方も軒並み「さま」
「さま」を英語に訳すると、「Mr.」 「Mrs.」 でしかありません。
イギリスに行って
「チャールズさま」
「ウィリアムさん」
殺されますよ、下手したら。
しかも
「秋篠宮ご夫妻」
↑
これって、
「秋篠さんちの夫婦」
って言ってるのと変わらないですからね。
ありえないっつーの!!
花より男子2 金沢で再放送中
にも関わらず、こんな失礼を続けている。
しかも、文字の場合はまだ「さま」で済んでいますが、
テレビのキャスターなんかは「悠仁さん」なんて言い出す始末。
我々一般人が井戸端会議で
「悠仁さま、もう9歳?早いわねぇ~」
「今度、皇太子さまがいらっしゃるんだって!」
「美智子さまに憧れて…」
なんて話す分には構わないと思いますよ。
金沢では年配の方は「天皇さん」なんて言ったりします(笑)
これ、決して軽んじているわけではなく、
相手を尊敬・尊重しながらも親しみを込めて呼ぶ方言としての「~さん」なんですね。
神様や仏様でさえ「神さん」「仏さん」ですし(笑)
「あなた」は「あんた」やし…(苦笑
でも、庶民のそれとはワケが違うんです。
誰よりも言葉というものを大事にしなければいけないマスコミが、
そんな態度では。
これにはちょっとした経緯?があって、
数年前のマスコミ間協議で、
「敬語は最小限にしよう」という取り決めが履行されてしまったんです。
それに伴って皇室の方々の敬称も簡略化されてしまった。
歴史に反しているわけですよ。
日本の文化に馴染まないわけです。
そもそも法律違反だし。
だって皇室典範に定められているんですよ?こう呼びますよって。
法令遵守の原則に反して、誤った情報を垂れ流している団体なわけです、各放送局や新聞社というのは。
おそろしい…
ご縁あってこの記事を読んでくださった善良なみなさまは、
正しい言葉を使い
皇室を敬い
法律も守って
誇り高き日本人
でいましょうね。
ということで、もう一度おさらいです。
正しいお呼びの仕方は、
天皇陛下
皇后陛下
お二人ご一緒にお呼びする場合は
天皇皇后両陛下
皇太子殿下
皇太子妃殿下
皇太子同妃両殿下
愛子内親王殿下
秋篠宮殿下
秋篠宮妃殿下
秋篠宮同妃両殿下
眞子内親王殿下
佳子内親王殿下
悠仁親王殿下
三笠宮殿下
…
彬子女王殿下
…
といったぐあいです。
ちなみに、
「昭和天皇」「明治天皇」「仁徳天皇」といった呼び方にはそれ自体に敬意が含まれていますので、「陛下」は付けません。
あとは竹田恒泰先生にバトンタッチします…
↓↓↓
もう、「オール殿下」にリフォームしないとダメですね、っと…
それから、今回の”生前退位”問題に言及しているのがコチラ。
初めてご覧になる方には刺激が強いかもしれませんが…
4分半あたりから核心に入り、結びに近づくにつれて面白くなっていきますので(笑)ちょっと長いですが(35分)ぜひ最後までご覧ください。
↓↓↓
私個人としては竹田先生にはバラエティにはあまりお出にならずに、執筆とこういう本質を突いた番組に特化していただきたい…
今回も結びまでお付き合いいただきまして、ありがとうございました 
ではまた次回!
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