みなさま、こんにちは。

ふじこです。
 
 
先日のブログ再開時から1週間で
1,500件を超えるアクセスをいただきまして、
驚きつつも喜んでおります。
 
以前は日に数件、よくて十数件のアクセスでしたから…( ̄▽ ̄)
 
これもやはり、乳がんへの関心の高さによるものですね。
風穴を開けてくださった北斗さんに感謝です。
 
私も一石、のみならず二石も三石も投じなければ。
なんせ加賀百万石ですから!
  ↑ちがう
 
 
そして、生きること や
生きる上で大切なこと に
目を向けていらっしゃる、
大切にしたいと思っていらっしゃる方が
多いことの表れですよね。
 
嬉しいです
 
 
直接お顔は見えないけれど、
応援してくださる方々がいらっしゃることが
私の励みになります。
 
今後も、今こうして読んでくださっている皆さまのご存在を大切に、
そして、これからもっとたくさんの方々に読んでいただけるよう、
良いものを書きたいと思います。
 
どうぞよろしくお願いいたします‼️
 
 
さて、本日のお題です。
 
 
近年、増加の一途をたどる乳がん。
 
誰しもなりたくはないですよね。
 
では、予防する方法はあるのでしょうか。
 
 
 
 
結論から申し上げます。
 
 
 
 
ありません。
 
 
 
健康に気を遣っていらっしゃる皆さんには
残念なお知らせですが…
 
 
どんなに気をつけていても、
病気になるときはなります。
 
 
以前、ある講演を聞きに行った時も、
乳房再建術の権威である医師が
乳がんは結果でしかない
とおっしゃっていました。
 
この言葉に全てが表れていると思います。
 
 
予防が難しいということは、
原因が明らかになっていない
ということでもあります。
 
現状では、
タバコと肺がん
お酒と肝臓がん
のように
密接な因果関係のあるものは、
乳がんにおいては存在しない
という見解なのです。
 
これがあるから必ず乳がんになる
これを避ければ絶対乳がんにはならない
というものはないのです。
 
 
もう少し厳密に言うと、
世間で言われている乳がんの”原因”というものは
すべてリスクファクターである
つまり ”危険因子” の域を出ていない、
ということです。
 
ただ、その中でも、
現在の医学界、とりわけ乳腺専門医の間では
・お酒の飲みすぎ
・急激な体重の増減
  (特に若い頃の痩せすぎと閉経後の肥満は要注意)
この二つが原因として有力だろうと言われている
とのこと。
 
 
そこで、
乳がん経験者の私からも言いたいのは、
巷に溢れているあらゆる乳がん情報に惑わされないでいただきたい
ということです。
 
 
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
 
 
例えば、
食事に関すること。
 
少し前に、日本でも
ケトン体ダイエット
なるものが流行りかけた時期がありました。
ブドウ糖ががんのエサになるので、それを多く含む炭水化物を摂取するのを控えて、病気を防ぎ、ダイエットもしようというもので、
最近ニュース等で取り沙汰されている糖質制限食のようなものです
 
私もある医師から執拗にケトン体ダイエットを勧められ、
「再発したくなければ米もパンも食べるな」
「肉と卵とチーズ食ってりゃいい。
ほら、僕のお腹はこんなにスリムになったよ」
と言われて困っていました。
しかも、抗がん剤治療中に。
しかも、もともとやせ型なのに。
 
主治医に相談したところ、
やはりそれは行き過ぎた方法であることがわかりました。
 
「っていうか、たんぱく質も分解されればブドウ糖になるからね」
↑主治医談。
   はい論破。
 
糖質制限は、個人の判断によるやり過ぎは致命的であるとの実験結果が既に出ています。
  詳しくはこちら↓
 
 
ケトン体ダイエットにも言及しているのはこちら↓
 
 
 
食事関係でいうと、他にも
・四つ足の動物(牛肉や豚肉など)を食べてはいけない
・牛乳を飲んではいけない
・小麦を摂ってはいけない
といった文言の本やサイトを、よく見かけます。
 
 
でも、これらの基になっているデータは、ほとんどがアメリカのものです。
欧米の食事は、これらを中心に、かつ大量に摂取しますよね。
それを日本人にそのまま当てはめるのは、いささか早計です。
  毎食コス◯コサイズのものを食べている人は別ですが…
 
私が通っていた外来化学療法室(抗がん剤治療を外来で受けられる病院内の施設)の看護師さんも、
「どんどんやせ細っていく患者さんがいたから、どうしたのか聞いたら
『四つ足の動物は食べちゃいけないって聞いたから、もう随分お肉は食べてない』
って言ってて…」
と、困り果てていました。
 
少なくとも治療中は、治療に耐えられる体力を養う時期。
バランスや予防を考えた食事を摂るのは、治療が一通り終わった後でも遅くはありません。
 
あらゆる食事にまつわる”予防法”は
科学的根拠がはっきりしていないのが現状です。
 
病気を予防したい人にとっても、
行き過ぎた食事制限は、がん予防どころか、他の病気になる危険性も充分はらんでいることを、ぜひ念頭に置いてください。
 
もちろん、あらゆる要因により、食事制限が必要な方もいらっしゃるでしょう。
その場合も、必ず医師をはじめ医療関係者の指示を仰ぐことです。
一部の成功例だけを鵜呑みにして独断で行うのは極めて危険です。
 
 
やはり、
日本人は日本人の体質に合った、和食中心のバランスの良い食事
を心がけましょう。
 
 
 
さらに、乳がんの原因とされているものには
女性ホルモン
が挙げられます。
 
これについてはエビデンス(医学的根拠)が確立しています。
 
晩婚化が進み、初産年齢が上がり、出生率が減少していることによって、
一生における生理の回数が多くなります。
よって、女性ホルモンにさらされている期間が必然的に長くなります。
生理を引き起こすのは女性ホルモンですからね。
 
少子化や晩婚化、あるいは女性の社会進出といったものが、
乳がん増加の一因になっている
と言えるでしょう。
 
ただし、です。
 
例外もあるんです。
これが誤解されがちなところなんです。
 
女性ホルモンに起因しない乳がんもあります。
 
私は発症当時35歳、出産・授乳の経験はなし。
しかし、
私の乳がんタイプはホルモン陰性
つまり、
女性ホルモンが原因で乳がんになったのではない
ということです。
 
しかも、
このホルモン受容体の有無(その人のがんが女性ホルモンによるものかどうか)
というのは、
がん細胞が分化する過程で決まるものであって、
食生活だとか、
生活習慣といったもので
決まってくるものではありません。
 
ですから、乳がん患者を見て、
「あの人、早く赤ちゃん産んじゃえば乳がんになんてならなかったのに」
とか
「あの人は母乳で育てなかったから乳がんになったんだ」
なんて決めつけるのは、乱暴です。
 
知識がないということは、時に人を傷つけるのです。
 
 
 
それからもうひとつ、
遺伝に関すること。
 
がんは、基本的に遺伝しません。
 
(遺伝しやすいものもあるようですが)
 
よく、
「うちはがん家系だから…」
なんて声を聞きますよね。
 
でも、現代は高齢化も進み、医学や検査技術も発達している時代です。
 
つまり、
がんにかかる確率が単純に高くなっており、
かつ、
がんが見つかりやすくなっているために
 
がんが増えている(ように見える)のです。
 
2人に1人が一生の間にがんになると言われていますから、
そりゃ日本全国がん家系だらけですよね、
という話です。
 
 
また、外国の女優さんが遺伝による将来の発症を見据えて、健康な乳房や卵巣、卵管を切除した
というニュースは記憶に新しいところです。
たしかに、近親者(母親や姉妹、おば等)に乳がんや卵巣がん患者が多い場合、家族性のがんであるという説もあります。
 
そのような遺伝的要素を持っているかどうかを調べる検査はあります。
 
、調べたところで
 遺伝…かもね
という結果しか出ないのが現状だそうです。
 
しかも、検査費用が40万円ほどかかります。
 
40万かけて「かもね」かどうかを調べるって…ねぇ。
 
 
それよりも、定期的に検診を受けて、
早期発見早期治療を心がける方が
よっぽど自分の身体を大切にする行為と言えるでしょう。
 
 
 
 
では、本日のまとめです。
 
 
誰にでも、乳がんになる可能性があります。
 
稀ですが、男性も乳がんになります。
 
決して他人事ではないのです。
 
 
正しい知識を身につけて、
心にゆとりをもって、
 
健康に
 
そして
 
お互いに思いやりをもって
 
気持ちよく過ごしましょうね。
 
 
それではまた次回!
 
ごきげんよう
 
 
 
*記事執筆においては、主治医をはじめ医療関係者からの情報、医学系の書物で得た情報を基にしておりますが、
筆者ふじこはあくまでも いち乳がん経験者です。
医学的なことについては、医師等の指導を仰いだ上、ご自身で慎重にご判断いただきますよう、申し添えます。



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