みなさま、こんにちは。
ふじこです。
さて。
最近は兎角
上司や先輩などの
「教える側」の態度や姿勢が取り沙汰されますが。
やれセクハラだ~モラハラだ~と。
でも、おかしくありませんか?
このブログでも度々取り上げてきたとおり、
それって
権利や立場の弱さばかり主張して義務を放棄する道楽者の論法だと思うんですよ。
一部では理不尽なモラハラセクハラが存在するのも事実です。
それは正々堂々と訴えて闘えばいい。
でも、そうでないケースが増えているのも事実。
現代人が
目上の意見も聞き入れられない
自分以外の人様を尊重できない
そんな無礼で傍若無人で弱っちい人種になってしまったってことだと思うんですね。
ヒラ職員の私ですらそう思うのですから、
ましてや
戦中戦後・高度成長期を支えてきた先輩方のご心中はいかばかりかと思います。
若いなら若いなりの
新人なら新人なりの
「教わる側の姿勢」がいかに大事か、痛感しています。
なぜなら、
教わる側の姿勢の良し悪しによって
教える側の接し方もガラッと変わるから。
だからこそ、
この人に教えてあげたい!
と周りから常に思ってもらえるような人物でいることが必要。
にんげんだもの~
当然ですよね。
一人の新入社員がいました。
仮に ”エビコちゃん”としましょうか。
なんでエビコやねん、
というツッコミには改めてお答えします(笑)
名門の高校、大学を出ていて、頭の回転も早い。
腰も低いし、やる気もあるし、これからが楽しみだ。
はじめはそんな風に私も上司たちも思っていました。
ただ、少しずつ明るみになってきたのが、
家庭の”躾”をあまり満足に受けてこなかった様子。
本人もそれを自覚しているのか
「私、全然なってないんで、
是非なんでも基礎から教えてください!」
と言っていました。
とはいえ、
仕事上の関係ですから、なかなか立ち入ったことには踏み込めないし、
かといって
職務に支障が出るようなことであれば、ちゃんと指摘したり叱ったりしないといけないし。
本人がそう言ってるからなるべく教えてあげたいけど、
こんな時代だから伝え方にも気をつけなきゃいけないし。
正直、周りのみんなも忙しくてエビコちゃんばかりにかまっているわけにはいかない。
究極は目の前の仕事を滞りなく済ませてくれればそれでいい。
とはいえ…
周りも日々、そんな葛藤の中にいました。
そして、だんだんと綻びは現れました。
指示や助言は次の日には忘れている。
なにか指摘すれば”あぁ言えばこう言う”。
”考え方”を身につけようとせずに”答え”を求める。
仕事上の大事なホウレンソウはしないのに私語には積極的に割り込んでくる。
ミスしても謝るどころか言い訳をはじめる。
厳しく叱れば目の前で泣き出す。
周りがフォローや尻拭いを重ねていることを、知る由もない…
そんなこんなの諸々が続きました。
こうなってくると、周りもウンザリしてきてしまいます。
「答えだけ教えてほしいんでしょ?
じゃあ教えてあげるよ。
その代わり、さっさと片付けて!」
「どーせなに言っても響かないんでしょ?
なら時間と労力のムダムダ!
とにかく手だけでも動かしてよ!」
そんな感情が、言葉や態度に出てきてしまうのも、
人間ですから仕方のないことです。
そんなことが続いたある日、
エビコちゃんは私に切り出しました。
「私、辞めたほうがいいんでしょうか」
しかも、職場の先輩としてではなく、
人生の先輩としてアドバイスしてほしいのだ、
と言ってきました。
ズルイ言い方だなーと思いながらも、
彼女なりに思い詰めてのことだろうと思い、数時間にわたって話を聞き、私なりに渾身のアドバイスもしました。
このブログで触れているような、
生きていく上での根本的な教えについても話をしました。
数時間後にはスッキリした顔をして
また明日から頑張ります!
と言っていたエビコちゃん。
自分に原因があったことをわかってくれたのかな。
明日からは気持ちを入れ替えて、またがんばってほしいな。
と、私も清々しい気分でいました。
が、それから少し経った日のことです。
上司から、
「エビコちゃんが退職したいと言っている」
と聞いたのは。
次回につづく…
ではまた。
ごきげんよう。