みなさま、こんにちは。
ふじこです。


さて、
初詣に行ってお札やお守りを新調された方も多いと思います。
熊手や干支の置物などを、入手されてきた方もいらっしゃるでしょう。

新しいものを手に入れたら、古いものはお下げしますよね。
では、その後はどうしたらよいのでしょうか?

「買ったところへ返しにいく」のが正解。
正式には、
願い事が成就したのでお礼のお参りに行き、お焚き上げをしてもらう、
という考え方です。


お札もお守りも、一度は神様仏様が宿ったもの。
間違ってもゴミと一緒に捨ててはいけませんよ!


なにか特別なお願いがあったわけでなくても、
一年間無事で過ごせたことが、お礼に値するのですから。

お願いのお参りよりも、
お礼参りのほうが、ずっと重要なのです。


人間同士でお願い事をする場合もそうですよね。
事が済んだ後にお礼も言わない人を、また助けよう、手伝おうと思えますか?

相手は神様仏様だから、大きな心で大目に見てくれる?

とんでもない!!


神様仏様が相手だからこそ尚のこと、
礼節を尽くすべきです。

神道に精通したある先生によると、
神様は、人間と同じような心を持っていらっしゃる、と考えるとよい。
とのこと。

神様だって、失礼な人は許せないし、
礼儀も態度もなってないやつの願い事なんか聞くもんか、と思っていらっしゃる。

だから、粗相が過ぎれば天罰が下る。

天罰は怖いですよ。
場合によっては命を取られますから。


さて、
買ったところへ返す、というのが難しい場合は、
神主さんやご住職に相談してみましょう。

神事に関するものは神社に、
仏事に関するものは寺社に持っていくのが最適です。


また、今の時期なら、
近くの神社やお寺で、左義長を行っているところも多いと思います。
地方によっては”どんど焼き”など、呼び方は違うようですが、趣旨はほぼ同じです。
そこへ持って行き、燃やしていただきましょう。


左義長はもともと、正月飾りを小正月に外して燃やすことで、歳神様をお見送りする、
という意味があるそうです。
そこで正月期間との区切りをつけて、平生の生活に戻りましょう、という意味もあるのですね。

ですから、小正月である1月15日に行う本来の形でないと意味をなさないのですが、
最近はお休みの関係でその前後の土日に行う神社寺社も増えてきているようです。
ハッピーマンデーしかり、人間の勝手な都合ですね…

かくいう我が家の氏神様の神社でも、
今日、燃やしちゃってます…

ともあれ、その風習自体は残っているわけですから、然るべき方法で処分させていただきましょう。
最近は燃やせないものが含まれていたり、ゴミの分別の問題だったり、それこそ地域によって取り扱いが違いますので、係の方の指示に従ってくださいね。


ほかに、
左義長の火にあたると厄を落とせるとか、
書初めを燃やしてその灰が空高く舞い上がると字が上手くなるとか、
左義長の火で焼いたお餅や焼き芋を食べると無病息災で過ごせる、
という言い伝えもありますね。


少し話は逸れますが…
実は私、新卒ペーペーの頃、ある顧客から誘われて、とある新興宗教に入信させられそうになったことがあります。

「お札やお守りは幸せの妨げになるから今すぐ捨てなさい」
「あなたがそういうものへの執着を捨てれば、あなたも家族も必ず幸せになれる」
などと言葉たくみに誘われ、集会場のようなところまでホイホイついて行ってしまいました。

当時の私は仕事上での度重なるストレスや体調不良等もあり、
そんな精神的に不安定な時に家族の話まで持ち出されたら、ついつい信じ込んでしまいそうになったのですが、
その集会場の異様な雰囲気と、
「入信するのにまずいくら」とお金の話が出てきたことでハッと我に返り、慌てて帰ってきたことで大事にはならずに済みました。

後から聞いた話によると、”お守りは捨てなさい”から始まる誘い文句は、その一連の団体の常套句なんだそうです。

今思い出してもゾッとします。
今の私なら、絶対行きません(笑


無垢な気持ちでおすがりする古来の信仰なのか、
結局お金目当ての詐欺まがい宗教なのか、
清い心と確かな目で見極めたいですね。
皆様にもお気をつけいただきたく。


今回も結びまでお付き合いいただき、
ありがとうございました。


ではまた次回。
ごきげんよう。