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お客様を作り、維持して多くしていく。
ここにとてもやっかいなことがあります。
それは、買うかどうかの決定権は、
100%お客様にあり、
売る側には1%もなく、ゼロだということです。
「買うときはうちから買いなさい」と
命令することはできないのですね。
当たり前のことですが、
すぐ忘れられてしまうことでもあります。
たとえば、いつも買ってくれていたお客様が、
他のところから買うようになったとき、
お客様の悪口をいい、うらみに思ったりしてませんか。
最近来ないお客様のことを悪く言ったりしてませんか。
胸に手を当てて、よく考えてみてください。
決定権がお客様に100%ある以上、
お客様を増やしていくためには、
お客様に自社(自店)を
自主的に選んでもらうようにしなくてはなりません。
お客様が他社(他店)ではなく、
自社(自店)を選んでもらえれば、
利益は後からついてくるのです。
贔屓になると貝(お金)が6個でしたね!
こうなると粗利益の補給力が高まり、
利益正の高い良い会社となることができるのです。
つまり、経営の本質である
お客様を作り、維持して多くしていくことを
経営の目的とすると
業績が早く良くなることがわかります。
次へ続きます。