会社を維持するために | 南風 オハヨウ

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粗利益がどこからもたらされるか、

この設問を起点に考えましょう。

ここで終わっていましたね。


この設問からの組み立ては、

これまでも何度か繰り返し書いてきました。


粗利益が発生するのは、

お客様のお金と自社の商品やサービスとを

交換するときだけだということです。

販売して集金した時にだけ粗利益が発生します。


販売の販という字は、

お金を意味する貝に反の字が組み合わさってます。

お金を反対にすることが販の字に表現されています。


この粗利益から、

会社が活動していくのに必要な経費が支払われます。

ですから、一定量の粗利益がコンスタントに供給できないと、

会社は活動しにくくなります。

赤字によって会社の身体は徐々に弱り、

やがて死んでしまう、つまり倒産に至るのです。


一定の粗利益がコンスタントに供給されるためには、

一定数以上のお客様に

一定数以上の商品を買ってもらわねばなりませんね。


つまり、お客様を増やして、

たくさん買ってもらわなくてはならないということ。


お客様を増やすには、

まずお客様を次々と作り、

そして作ったお客様を維持しなくてはなりません。

作るだけではダメで、

維持することがとても大事になってきます。


「贔屓」という熟語、読めますか?

そう、「ひいき」です。

ひいきになると、貝つまりお金が4つも付いてきます。

実は「屓」の正字は「尸に贔」です。

つまり本当はお金が6つも付いてくる!


ここに経営の本質があります。


次に続きます。