花粉症で逆流性食道炎あるある!? | レイジーサンデーの整体日記

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花粉ピークといわれています今日この頃、いかがおすごしでしょうか?昨年夏が非常に暑かったため今年の花粉の量も多めと聞きます。

筆者自身も長年の花粉症です。高校2年から発症、その頃は花粉症という言葉も一般的には認知されておらず、風邪なのか?鼻や目の病気なのか?よくわからなかった時代でした。それからは何十年と春先は花粉症の症状に悩まされきましたが、1度だけ花粉症にならなかった時期があります。それは留学でアメリカに渡った時です。花粉症の症状を無くす確実な方法は花粉の飛ばない土地にこの時期移動する事かもしれません・・・笑

 

 

話は代わりまして、当院のお客さんの中にも花粉症の症状の方はいらっしゃいますが、くしゃみ鼻水の他に空咳が止まらないという症状を訴えます。

 

胸や喉の引っかかり、胸焼けが気になる。胃液がこみ上げてくるなど・・・たまらず病院で診察を受けてみると「逆流性食道炎」という診断を受けて、とりあえず胃酸を抑える薬を渡されて様子を見ているということのようです。

 

ネット検索しても「花粉症 逆流性食道炎」のキーワードには多くの検索結果がヒットしているゆえ多くの人が悩んでいるのが伺えます。

 

実はこれらの症状のほぼすべての方に共通しているのが、みぞおち辺りが固く、触るととても痛がるということです。

 

これらは花粉症によるくしゃみのし過ぎが原因でお腹の表面の筋肉(腹直筋、腹斜筋、横隔膜)がロックして固くなってしまってことが考えられます。

 

くしゃみはなんと時速160~320kmものスピードが出ていると言われています。時速320kmというと、新幹線をも上回るほどのスピード・・・中にはくしゃみで肋骨を骨折してしまった事例もあるくらいですので、お腹周りの筋肉に相当な力がかかってしまうのは無理もありません。

 

そんな力が加わるくしゃみを一日何回も連発してしまえばお腹周りの筋肉がロックしてしまうのも当然のことでしょう。またコロナ禍で人前でくしゃみをすれば冷たい視線を浴びなければならないとくしゃみを無理に我慢でもした際にはお腹周りの筋肉にかかる負担は更に増すでしょう。

 

横隔膜は肋骨の内側にあって、人間のからだの最大の吸気筋。つまり息を"吸う"ときに使う筋肉です。

 

 

出典:資格のマナビパ

また横隔膜の上の部分が食道と胃の境の噴門という弁の部分にかかっていますので横隔膜がロックしてしまうとこの部分に影響が出てしまう可能性があります。噴門の機能が低下してしまった結果、胃酸が逆流しやすくなったりして食道が荒れてしまった。食べ物を飲み込んだときに引っかかりを感じるなどの症状が出てしまうようです。

 

しかしこれらの症状はお腹の表面の筋肉を弛めることで横隔膜も弛みます。食道の噴門の働きも改善され胸のモヤモヤ感が軽減さることがあります。

 

施術を受けたお客さんの反応は皆、胸のモヤモヤ感からス~っと涼しい風が通ったと言われます。

 

姿勢の悪い人、慢性的な腰痛を持っている人、腹筋運動にのめり込んでいる人につてもお腹の横隔膜を固くして逆流性食道炎を患っているいる可能性があります。

 

胃のムカムカや胃酸のこみ上げてくる症状のために胃薬を飲んでいてもなかなか効果が出ない、薬を飲むのをやめたいがムカムカの症状があるために中々やめられないと考えている方一度お腹の筋肉を弛める方法をとってみてはいかがでしょうか?