歩き方が良くない日本人!? | レイジーサンデーの整体日記

レイジーサンデーの整体日記

レイジーサンデー整体の日常の施術の様子から、サーファーである筆者のサーフトリップの様子などを発信していきます

病院で先生から毎日歩かないと膝が悪くなると言われて頑張って散歩しているんですよ…と膝が痛いお客さんのほとんどの方がそう言ってます。しっかり先生の言うことを実践している方ほど病院でヒアルロン酸注射を定期的に打ち続けていたりするものです。

 

 

たまたま散歩している姿を見かけたりすると、その歩き方は脚を引きずって脚を一生懸命前に出すようにしていたりします。これでは歩けば歩くほど膝の痛みはドンドン増してしまいます。

 

なぜこのような歩き方をすると膝が痛くなってしまうのでしょうか?

 

それは姿勢の悪い格好で歩くので、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を使いすぎていたり、O脚で歩くことで膝の内側に負担がかかりすぎるからです。

 

日本に来たことがあったり、母国で日本人観光客を日常的に目にしたりする海外の方に言わせると「なぜ日本人は鳩のような歩き方をするのか?」と言うそうです。また「顔だけで日本人と中国人、韓国人を見分けるのは難しいが、日本人女性は歩き方が変だからわかる」と言われることもあるようです。私も感じることなのですが、大阪に行った時に道頓堀などの観光地でアジアからの旅行客をよく見かける際、遠くから見ると一目で海外の人か日本人の区別がつくくらいに歩き姿が違うのがよく分かりました。

このように海外の方から見ると日本人は姿勢が悪く歩き方が変というのはある意味、常識として捉えられているようです。

 

多くの膝痛を抱えている方は、骨盤が後傾して猫背体型になっているので、骨盤が後傾した状態で歩るいています。そうなると太ももの前の筋肉を使いすぎてしまい、太ももの前の筋肉の末端、膝の骨にくっついている部分が引っ張られて痛みを出します。

 

 

人の骨格は骨盤が後傾すると股が開いてしまうようになっています。女性は特に骨盤が後傾して股が開くと、どうしても閉じようと無意識に内股傾向になり、その状態が長く続くと膝から上がガニ股、膝から下が内股というようなネジレ状態になってきます。これがO脚です。男性より女性の方が圧倒的に多いというのがこの理由です。

 

重心が本来ならまっすぐ足の裏に下りていくのですがO脚は膝の内側に逃げてしまうので膝の内側に負担がかかり痛みを出します。逆にX脚の人は膝の外側に痛みを出してしまいます。

 

なにはともあれこれらの改善方法は、まずは後傾した骨盤を前傾させて姿勢を正すことです。骨盤が後傾してしまった原因はインナーマッスルである大腰筋が固く短くなってしまったことが原因ですのでまず大腰筋、脚の筋肉を弛めて姿勢を正し、膝の捻れを解消してあげれば自然と理想のあるき方にできる身体になります。

 

あとは長年身についた癖のある歩き方を改善していけばいいのですが、日本人は学生時代にいろいろな場面で入場行進をさせられた際にももを高く上げて腕を前に振って歩きなさいと教えられてきましたので、歩く際に太ももを使って歩く習慣がなかなか抜けず歩幅が狭いという歩き方の癖が抜けきれないということがあります。

 

 

 

出典:西日本新聞

腕を前でなく後ろに振って、脚(ふともも)を前に出すのではなく地面に着いた足を後ろにおくってあげるように歩くと歩幅の大きい膝に負担の無い歩き方になると思います。

 

 

出典:NAVER まとめ

歩くと膝が痛い、自分はO脚っぽいなと、お感じの方はお近くのミオンパシーの整体院、治療院もしくはレイジーサンデー整体スタジオまでご連絡・ご相談ください。