わずか45分だが、草むしりをやってきて、そのまま水風呂に入ったのだが、もう、風呂に入っている段階から足が痒くて死んでしまいそうだった。でも掻くと確実に蜂窩織炎になるので、必死に我慢して、とにかく体と頭を洗って風呂を上がり、パンツとシャツ1枚で事務所に来て、ひたすらキンカンを塗りまくっていた。

 

塗りながら数えてみると、驚くかな、全身(というか足と腕)29ヶ所も刺されていた。左腕は2箇所、右腕は1箇所、右足は7箇所、左足はなんと19箇所である。

 

長袖長ズボンに長靴まで履いてもこの有様だ。やはり、草むしりはすべきではなかった。

浅はかな考えで、しかも深く考えもせず、まあ、大丈夫だろう、と思って仕事をしたのだが、明らかなミスだった。

 

しかも、この後17時半過ぎから、知人のご紹介もあって、隣駅のうまい蕎麦屋の店主と、その知人と3人で『あいおい』で飲むことになっている。この痒さはどう見ても酒を飲んだら我慢できないと思うので、やむをえず短パンTシャツで店に行き、10分おきとかにキンカンを塗って凌ぐことになりそうだ。

 

キンカンの強烈なアンモニア臭は、お店にとっても迷惑だろうから、なるべく我慢するしかない。でも、一番でかいボトルを持っていく。激しく掻いてしまって、また高熱と重篤な腫れと痛みに襲われたら、と思うと恐ろしい。何しろ昨年秋の入院時には、もしかしたら左足の膝上から切断することになるかもしれない、と言われたのである。

 

幸い、骨にも筋膜にも黄色ブドウ球菌の炎症は広がっておらず、ことなきを得たのだが、次もそうかどうかわからない。

色々と怖いので、アルコール除菌スプレーも持参。ウェットティッシュも持っていこう。蕎麦屋のご主人に怒鳴られそうだなぁ。

 

しかし、もはやどうにもならないほど痒い。

風呂上がりからここまでの間にすでにキンカンを5回塗っているのだが、アップが終わったら、また入念に塗りまくる。家に戻ってもまだ痒い場合は、最後の手段としてムヒアルファEXを塗って寝よう。

 

この病、刺されてから1ヶ月以上経って発症することもあるので、とにかく注意が必要。両手に手袋をして寝ようかなぁ。とにかく爪は短く切っておきます。なんとかなると信じています。