今日は誠に天気晴朗なりて、大した風も吹かず、体調が嘘のように良かった。長く続いていた希死念慮からも放たれ、朝は6時に起床。

 

その後、7時過ぎに都内の精神科に向かって車を走らせ、8時半前に診察を受けた。

 

「(薬を変えた)トリプタノールが合わない感じがしています」

と伝えたのだが、この薬は現状維持、代わりに夜飲んでいる四環系抗うつ剤のジェイゾロフトが倍量に変わった。

 

50mg>>100mgということであるが、一昨年にはこのくらいを飲んでいたので、あまりびっくりしない。まだ夕食後の薬を飲んでいないので諸々不明であるが、少なくとも今日は死ぬとか死なないとかの悩みが頭に浮かんでこなしので、良しとしたい。

 

右掌の痛みはかなり改善された。これからも湿布を貼って眠れば、次回の早朝清掃バイトの頃には、なんとか仕事もこなせると思う。

 

ただ、先にも書いたように、今日も朝4時にアラームをかけていたのだが、止めて二度寝してしまい、6時に目覚めた。昨日などは7時まで寝ていて、しかもアラームを止めた記憶もない。

 

この調子では、早晩、一緒に働いている方々に迷惑をかけることになりそうである、その前に、バイトは辞すつもりなのだが、今もまだ話はペンディング中で、何も進んでいない。

 

どうしても辞めたいというわけではないのだが、やはり、脊柱管狭窄症と変形性膝関節症の既往のある人間、しかも60歳近い人間には無理な仕事だったのだろう。

 

それでも、ズルっこい話だが、温泉ライターとして、清掃の現場を2ヶ月以上体験できたのは大きかった。今後、机上の空論として、毎日完全換水清掃を行うべし、とは言えない事情があることはわかった、ということでもある。

 

それでも、毎日の完全換水清掃を実施している施設はたくさんある。それだけ清掃に人員の経費をかけているということであり、こうした施設は大変尊敬できるし、温泉の清潔感についての意識が高い、ということがわかる。

 

かつて拙著『温泉失格』でも書いたのだが、結局のところ、温泉の清潔感を担保するのは、薬注機でも循環濾過装置でもなくて、施設の責任者、清掃担当者の意識一つなのである。

 

全国には加温、加水、循環、消毒の施設の方が多いと思う。それはそれで否定もしない。ただ、源泉かけ流しにこだわるからこそ、毎日の完全換水清掃を行っている、という小規模施設だって少なくない。

 

今、実感として、それはかなりの労働力を必要とすることだ、ということがわかったわけである。こうしたご苦労の末に、まっとうな源泉かけ流しの極上湯を提供している施設に、あらためて敬意を示すとともに、深く感謝の気持ちを示したいと思う。

 

僕のバイトがいつ辞められるのか未だ不明だけれども、とっくに研修期間は過ぎ、もはやお金をもらって掃除をしている以上、先輩の手伝いがないと時間内に終わらない、というのは、あまりにも情けない。

 

バイトとは言ってもお金をいただいて働くのであり、学校ではないのだから、手伝ってもらっても終われば良いということでもない。どうにかあと1ヶ月でまともに仕事ができるようになりたいものである。

 

さて、18時半を過ぎた。これから晩飯の支度の続きに取り掛かる。

 

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