足の痛みがかなり軽減したと思って喜んでいたら、久しぶりに抑うつ状態がやってきて、今日は全然やる気がしない。
昨日は朝8時に目覚め、蜂窩織炎発症以来初めて夜中の0時までガンガンに仕事をしたのだが、今日は朝も起きられず、二度寝をした。
もっとも、激しい身体的な痛みに見舞われると、抑うつ状態に陥ることが少なくなるということは、案外あることらしい。
1ヶ月以上も足が激しく疼くように痛いのが続いたわけで、その間中ずっとユウウツな気分だったのだが、この気分はうつ病の抑うつ状態とは明らかに違うのである。
しばしば「うつ病って、ゆううつな気分のひどいやつでしょう?」などと言う方がいるのだが、これは全然違う。うつ病は脳内の分泌系に異常が起こって発症するわけで、気分的な問題とはまるで違うのである。先述のようなことを言う方がいるから、僕の主治医は「うつ病という病名でなくなればいいと思っている」と言うのだ。
まあ、足が良くなってきたのだ、と前向きに考えて、うつをやり過ごそうと努力しているのだが、そんなに簡単にやり過ごせるものなら、そもそもうつ病にはなっていない。と思う。
しかし、もうなんでもいいや。考えるのが面倒になってきた。
今日は夕方から2ヶ月ぶりのマッサージの予約を入れてある。これまでは到底施術ベッドにも横になれないくらい足が痛くていけなかったのだが、ようやくにしてマッサージを受けられそうだと思ったのである。案外行ってみたら、足が痛くて参ったりして。
でも、何しろ足の痛みで2ヶ月も寝返りを打っていないので、背中やら肩やらがパンパンに張っている。少しは癒されるといいなぁ、と思いつつ、その夕方を待っているところ。
マッサージの帰りにはスーパーに寄って晩飯の買い物をしてくる。ほとんどショッピングカートが歩行器がわりなのだけども、まあ、なんとか一人で買い物はできる。
帰宅後、痛み止めを飲んで患部のガーゼを剥がしてシャワー浴。患部をよく洗って、風呂を上がったらまた新しいガーゼを貼って、包帯を巻き直す。しかるのちに血糖を測定してインスリンを打ち、ノロノロと晩飯の支度に取り掛かる。夜はやることがやたらに多い。
さて、タバコを一服して、マッサージに出かける準備でも始めよう。
