会津の取材がすべて終了し、今日はひとまず取材経費の精算書を作っていた。

今回は新聞連載の仕事と、拙著の「ファーストクラス民宿」の取材を連続して行ったので、途中でガソリンを満タンにしたりし、交通費も行きと帰りで割ったりしたので、精算作業が少し面倒だった。ただ、このような形での取材を許していただける新聞社には心から感謝したい。

 

だって、一回帰ってからまた出かけていたら金も時間も無駄だ。新聞社さんも旅費が半額になるというメリットもあるのだが、こういう取材の仕方をなかなか許していただけないのが現状。

 

その昔、長崎に日帰りで取材に行き、蒲田のホテルで1泊してまた長崎の取材に出かけたことを思い出す。

媒体さんの体質が寛容的でないと、こういうことが起こるのだ。なんたる無駄。蒲田のホテル代は僕が持ったので、それも完全な損である。無駄無駄。アホくさい。

まあ、各社にはそれぞれの考え方があるのだろう。仕方がない。

 

さて、ファーストクラス民宿の取材は大いに収穫があった。3件取材したうちの2軒は「これが本当に民宿か?」という施設だったし、もう1軒も源泉100%かけ流しで露天風呂もある。

オーセンティックな民宿ながら、女将さんのホスピタリティも実に良かった。晩飯なんか食べ切れないくらいの量。

会津の酒も美味かった。写楽も飛露喜も国権も会津中将も全部同じ値段で揃っていた。1合900円だ。飲みすぎたな。

 

同じ温泉地でもう1軒、ファーストクラス民宿を見つけたので、時間とお金に余裕があったら再取材も考えているところ。

 

もっとも、それよりもまずは『うつヌケ温泉』の取材を先にしないといけない。残りあと3軒。なんとか今月中には終わらせて、原稿も今月中には入稿したいところである。

しかし、もう夏休み。宿が取材を受けてくれるかどうか悩ましいのであった。当たって砕けろなんだが、断られたらまずいねえ。

まあ、なるようにしかならんな。

 

今、酒を飲み始めているのだが、全身の関節が痛くて熱っぽい。昨日までは発熱の気配はなかったので、まさかコロナではなかろうが、後で熱を測ってみたい。

今コロナになったら、出版計画も何もかもオジャンである。しっかりと睡眠をとって、体のケアに励みたいと思う。

 

コロナも第7波が来ているみたいだし、気合を入れて用心したいと思っているところ。まあ、これも運なのかもしれないけれど。

ともあれ、今晩中に、取材で撮影した写真の現像処理を片付けたいと思う。頑張りますですよ。