表題のニュースを見たときにはまったくたまげた。現代日本でこのようなことが起こるというのは、我が国も相当に病んでいると言っていいと思う。ロシアやウクライナのことを批判している場合ではない。まず、自分の国から立て直しを図らないといけない。
選挙活動の真っ最中にこのような事件が起こったのは、どのような背景かよくわからない。夜19時にネットのニュースで諸々読んでからは記事の検索もしていない。でも、理由がなんであれ、いきなり暗殺というのは蛮行だと言われても仕方がないと思う。
これで、もりかけ問題や桜を見る会の問題などがうやむやになってしまうとしたら、それも問題である。
僕は自民党の支持者ではないのだが、仮にも日本の総理大臣を日本一長く務めた人物であり、人は亡くなると皆仏になるというくらいだから、主義主張のことはさておいて、ご冥福を祈りたい。南無。
しかし、日本の平和もあてにならんな。今回だってSPが何人も付いててこのザマだ。警察だってあてにならないし、信用できない。
さらに、暗殺した犯人が逃げもせずにすぐに逮捕されたというのも、彼が「逮捕されるまでが仕事」という必殺仕事人である可能性も捨てきれない。ああ、日本はどこへ行くのやら。
ノー天気に温泉取材に出かけている場合ではないのかもしれないけれど、これが僕の仕事なので、今月は結構取材に出かけると思う。
僕のような泡沫ライターは、暗殺される心配はまったくないけれど、通り魔にぶっ殺される可能性はゼロではない。それが今の日本ということである。
これで選挙の投票率が飛躍的にアップするといいのだけれど、そんなことはまったくないだろうな。だってここは日本だから。
こんな日本に誰がしたのか。それを思うと複雑な心境でもある。
