先日届いたハンドメイドトートバッグに、オリジナルワッペンを貼って、荷物を入れてみた。

 

 

気づいたのは、やはりバッグは荷物を入れると魂が入るということ。届いたばかりの時にはいかにも殺風景に見えたバッグだが、ワッペンを貼って中身を詰め込んで、チャーム代わりの携帯灰皿を吊るしたら、明らかに息が吹き込まれたように感じた。

ちなみに届いたばかりの時の写真が以下のもの。

 

 

なんかやっぱり違うと思いませんかね。

やはり道具には道具としての役割があって、その役割を果たした瞬間に呼吸を始めるものだな、と思った次第である。

 

翻って考えるに、「僕という道具」の役割はなんだろう。

糊口をしのぐために旅のライターという仕事をしているが、昨今のコロナ禍で仕事は激減し、誰かのお役に立つということもできていない。いや、さらにいえば、何か別の、もっと違う仕事、役割を担ってこそ、人様のお役に立つこともできるのではないかという気もし始めている。

ただ、それがなんなのか、まったくわからない。

 

そもそもうつ病持ちだから、ブログの内容も人の気分を落ち込ませるだけのようなものになっている気もする。

でも、何かを書かずにはいられない。そういう人種であることは間違いがなさそうだ。みなさんには申し訳ないのだけれど。

 

しかし、今の仕事でいえば、温泉は確実にうつ病に効果が期待できる。そう思って週刊メルマガ「飯塚玲児の”一湯”両断!」では「うつヌケ温泉探訪記」を連載してきた。この辺りが、少しは人様の役に立つものになってくれそうな気もしている。

ので、GW明けくらいには、まず「北海道・北東北編」のうつヌケ温泉の電子書籍を出す予定。ご期待くださいませ!