いやはや、月曜日から2泊3日で取材に出ていたのだが、

鬱の薬も大腸炎の薬も、高血圧や糖尿病の薬も、全部

持ってくるのを忘れて、悲惨な目にあった。

 

一番ビビったのは高血圧の薬。飲まないと上が181とかなので

かなりヤバイ感じ。本当は糖尿もやばいんだろうけども。

 

そして一番きつかったのは鬱の薬。眠剤も安定剤もないので、

夜中じゅう悪夢を見続けて、寝た気もしなかった。

 

その悪夢の一コマ。

なぜかカミさんと「小諸線」などという電車に乗っている。

無論JRにそのような路線はない。あるのは小海線である。

 

で、行き先も知らずに乗り込んで終点まで行き、そこで

カミさんがググって、次の*分発の**行きに乗れば帰れるよ、

と説明してくれるのだ。

 

でも僕はずっとタバコを吸っていなくて、タバコを吸いたいの

だが、タバコを切らしていて、買おうにも万札しかない。

しかもオシッコがしたい。タバコかおしっこか迷って、

目の前の売店でタバコをお願いすると、自販機だという。

万札しかないので買えない、とカミさんにいう。カミさんは

薄ら笑いを浮かべている。いいから550円貸してよ、と言って

チャリ銭をバラバラと渡されて、560円入れたらエラーが出て

金額ぴったりでないと買えないみたい。

 

返却ボタンを押してお金を戻し、まどろっこしく550円入れて

どうにかタバコを買ったが、カミさんが「遅刻するなり」と

いうので、全力疾走で電車に乗り、結局タバコは吸えないまま、

オシッコもできないままであった。

 

電車に乗り込むと、車内は戦時中の買い出し列車の様相で、

若い女性が悠々とタバコをふかしていて、ここはタバコが

吸えるの? と聞くと、バーカ、吸えるわけねえだろ、

と言われた。お前吸ってるじゃんか、と思ってタバコに火を

つけようとすると、カミさんから激しく罵倒された。

 

一体なんなんだろうな、この夢は。

何だか妙に焦っていた記憶だけがあるんだけれども。