月曜日は朝から『四季の味』なる本の取材を受けて、
アジの手こね寿司とナメロウ、カワハギの薄造りを作っていたのだ。
(こんな雑誌です)
http://www.fujisan.co.jp/product/1082/
翌火曜日は月曜日にできなかった仕事を処理したら1日過ぎてしまった。
というわけで、今回が前回の続き。
郷土料理カメライターなので、やたらに塩カツオで引っぱってしまうが、
写真1は前回紹介したカネサさんの店先。
2枚目はここでで買った
焼き潮カツオ(この店では「潮」の字を使っているようです)。
これ、月曜日に編集部の人とライターとカメラマン3氏に味わってもらったが、
カメラマンさんと編集者さんは「白いご飯を少し下さい」と。
どうしてもご飯が欲しくなるうまさなのですねえ。
ちなみに3枚目の写真は、同じく西伊豆町の味の店、
喜久屋さんで味わった塩カツオうどん。
瀬浜寿司さんのものとはかなり趣が違う。
やはり店ごとに個性を出しているのですな。
瀬浜寿司さんのは、ご主人いわく
「勝手に塩かつおトンボロうどんと命名しています」とのこと。
(写真は前の記事を参照)
http://blogs.yahoo.co.jp/lazy_angler/52966540.html
「トンボロ」というのは、堂ヶ島の名物で、三四郎島という島と陸が、
潮の干満で地続きになったり海に浮かんだりする現象のことであります。
卵の黄身が夕陽(西伊豆は夕陽の町として売り出し中なのですわ)、
小器に入っているのは行者ニンニク、横に添えられているのは
マグロの漬け。本来はカツオの漬けを使うらしいが、
「季節が違うので」とのことである。
マグロと行者ニンニクがそれぞれ島と陸を表しているわけです。
喜久屋さんのは貝割れ大根と地のりが個性的。
カツオ節がどっさり載っているので、塩カツオの味かカツオ節の味かが
判別し辛い嫌いがあったが、でもこれはこれでうまかった。
3枚目の写真は同じく喜久屋さんで味わったこの町のもうひとつの名物グルメ
「海賊焼き」です。イカスミを練り込んだ麺の焼うどんといったところ。
これもイカの味と香りにインパクトがあってうまかったです。
あんまり長いと読むのが面倒だと思うので、今回はこれまで。
また明日、続きをアップします!