カミサンとサイボク温泉まきばの湯へ行ってきた。
我が家から高速を飛ばせば40分くらい。意外に近い。
サイボクハムの工場敷地内に農産物直売所やレストラン、
その他もろもろがある複合施設の一つがこの温泉。

とにかく駐車場がだだっ広いのに驚いた。第5駐車場まである。まあ、ほかの施設もあるからねえ。

例によってデータのみ。泉質はナトリウム―塩化物泉、源泉40.6度。
pH8.1、成分総量7016mgは立派。湧出量も毎分922Lある。

大浴場は二つあり、毎週木曜日に男女が入れ替わる。
今回僕が入ったのは「花鳥の湯」の方で、内風呂は源泉かけ流しの浴槽40度、
マッサージ風呂(真湯)38度、腰掛け足湯38度、かけ湯(何も書かれていないが循環だろう)、
高温サウナ、さらに水風呂2種。
この水風呂、一方が18度前後、もう一方が32度で、こういうタイプは初めての経験。
なかなか工夫しているなとは思ったが、32度の方は、例えば下部温泉なんかよりも温かいので、
冷泉に入っているような感じで、心地よ過ぎる気もする。
水風呂は温泉ではないけれど、敷地内に湧く秩父伏流水の井戸水を使用。
ほかの真湯浴槽もすべてこの井水を利用している。

露天風呂には大岩風呂(湯舟の中に半身浴用の大石が沈んでいるのが面白い)41度、
その脇に真湯の壺風呂40度、真湯と温泉を半分ずつ入れた流水立ち湯38度、
石の段を上がった高台にこぢんまりとした源泉かけ流しの浴槽42度、
その下に2人くらいしか入れない隠れ湯41度(源泉かけ流し)、
ミストが時々出る洞窟風呂39度がそろっている。

もう一方の大浴場も内風呂は同じラインナップ。露天風呂は、壺湯がたる湯に変わり、
こちらにはミストサウナがあること、流水立ち湯が流水歩行浴になることくらいが違うだけである。
浴槽によって温度が違うのはなかなか工夫があると思った。

ただ、この施設は非常に強く「源泉かけ流しの本物」を謳っているのだが、
この掛け流しの浴槽は一部でしかない。しかもこの浴槽が総じて小さい。
これはどうかな、と思ったです。

湯はかなり塩っぱく、成分の濃さを感じるが、何しろ日曜で人が多く、
湯の汚れが目立つ。「加温のための循環のみ行ってかけ流し」とのことだが、
これはどの湯舟のことなのか。大露天風呂は加温循環ということなのか、
浴槽ごとの使用状況がはっきりとは掲示されていなかった。
まあ、少なくとも、明示されたもの以外は加水はしていないということの表示はあったけれど。

湯の色はやや白濁した感じだが、施設HPには「薄い琥珀色」とある。うーむ、という気がしてならない。

脱衣所のロッカーの一つ一つが大きくて荷物が入れやすいとか、
洗い場が一人ずつに仕切られているとか、よい面は多々あるのだけど、
とにかく泉質と湧出量を生かして、もっと小さな施設にして欲しいなぁ、と思ってしまった。

例えば、男女別の内湯が各1つでこれは循環、露天風呂は大きいのが各一つで、
これは完全な源泉かけ流しとか。

まあ、僕はさびれた共同湯みたいなので、湯だけが抜群によくて古いけど清潔、
というようなところが好きなので、アミューズメント性を求める家族連れなどは、
こちらの方がよいのだろう。
ほかに、岩盤浴に使われるような薬石を敷き詰め、温泉を通して温めて、そこに寝る「石の湯」があり、これは別途1000円。入館料が休日で1500円なので、さすがにこちらはパス。

湯上がりに敷地内の農産物直売所などに行ったけれど、件の病のせいで食べられるものが
見つけられない。普段なら、ハムやソーセージを買いまくってきただろうに、
それだけは非常に残念だったなぁ。

昨日で禁種生活5日目が終った。今日一日我慢して、火曜日に医者へ行く、

だが、今日の夜の段階で、未だ便に粘血が混じる。酒解禁はまだ先になるかもなぁ。
なにしろ、この5日間、くたくたに煮た&蒸した野菜と卵と豆腐と白飯くらいしか食べていない。
あ、今日は我慢しきれずにホッケ焼きを食べたのだった。
ニクは一切排除。そんなに肉好きではないが、たまには食べたいですわ。
さて、血液検査の結果はどう出るかな。不安です。

往復の高速代が700円、有料道路代が300円。本日の走行距離は62.5キロでした。