蕁麻疹になりました(完)

 

 

35年11ヶ月生きてきてお初の出来事である。

まあ、出たことあっても蕁麻疹と認識してなかっただけだなと後々思うんだけど。

 

話は9月5日(木)にさかのぼる。次の日棚卸しを控え、なんとなく忙しさとストレスを感じていなかったりしている生理4日目の朝だった。

仕事の準備をしているとき、左腕の内側がボコボコしているのに気づく。あれ?と思ったけど、布団の跡でもついたんだろうという形状(歳ですとれません)。気になったけど、とりあえずオロナインでもぬっとけとそのまま仕事へ。夜には消えて忘れ去っていた。

 

帰ってきて祝杯(仕事おつかれさま)

明日は休みだわっしょい

 

カラアゲにポテトにさきいかでチューハイくいっと

幸せに眠りにつきましたとさ

 

さて、ぐっすり寝静まった明け方5時

背中が猛烈に痒い

触ると背中がボコボコしている、熱ももってる

なんじゃこれはむにゃむにゃ(寝)

朝7時背中はなんとなく落ち着いてきた、と思ったら左腕が痒い

二の腕から肘まで赤くボコボコして熱をもって…………

 

ナニコレ

 

痒いしあっついよ部分的に!明らかにこれは!何か危険が危ない!

 

起きてググる。オッケーグーグル腕が痒くてボコボコだよ、はいそれ蕁麻疹と思うよね。

 

蕁麻疹!?

画像見て(キモい)納得、これだ…

蕁麻疹…じんましん…ジンマシン…かゆい

 

原因とか対処法とか見てて最終結論、病院いこ(完)

 

皮膚科で口コミのいい診療所へ、平日だし空いてるねよかった。

受付で蕁麻疹っぽいんですけどタスケテと告げ、スッキリ見ながら待つこと30分、診察前の問診を終えて診察室の前で待機、先生の声が聞こえる。

あー、これクドい系医者だわ(断言)

これは相性にかなり差が出るぞ…吉か凶か!!

 

凶でした(´Д` )

 

ひとりごとかい?ってくらいひとりでブツブツ言うし、聞き取れなくて質問に答えられずにいたら怒られるし。いやお前会話術勉強してこいや。

自分で言ったこと全部カルテに書くし。いやそれオイラに伝えれや。

 

結論としてはやはり蕁麻疹でした。

原因はわからず、でも蕁麻疹の原因って70%が不明らしいよ。食べ物原因は1割なんだって。

蕁麻疹の特効薬(凄)飲んで、蕁麻疹の出ない体質に戻してあげるのが治療法。早く治療しないと慢性化しちゃうんだって。蕁麻疹出た箇所が悪いわけじゃないから、塗り薬は気休め程度にしかならんと。

青魚、脂っこいもの、カフェイン、刺激物、スナック菓子、添加物は控えなすって

いやもう食うものないんすけど( ^ω^ )我慢したらそのストレスで蕁麻疹出るわい( ^ω^ )

寒暖差でも蕁麻疹出ることあるらしいよね。

 

そんなこんなでメンタルやられ、薬2週間分貰って帰路。薬飲んでも蕁麻疹出るようなら薬変えるからすぐ来いって、来たくないわ( ^ω^ )

 

塗り薬を手の平大にまで広がった患部に気休めして、薬を飲む。眠くなることあるから運転気をつけてね、ってまあ平気だろグウグウグウ(熟睡)

 

眠気パネえな!?飲んで1時間後絶対眠くなるんだけどこれ眠剤?

 

今のところ蕁麻疹はおさえられている、しかし眠い

 

周りには蕁麻疹出る原因自覚して対処してる人がほとんどだし、オイラもそうしようかなあ(もう病院嫌)

生理中の免疫力低下の副産物だよ、よーく知ってる自分でも

だからきっともう平気さ(暗示)

 

ちなみに同僚に話して蕁麻疹で病院とか(^(^)みたいな空気されたのいまだにムカついている。放置してても文句たれるタイプのクソ(言い方)

 

そんな蕁麻疹ライフ(イヤ)

 

祖母(母の母)が逝ったのは、冬の初めだった

出棺の日からずっと雪が降り積もり、えらく寒かった記憶がある

 

母は満開の桜の下で逝った

とてもいい季節だと思う

桜色の季節だ

 

が、しかし

出棺から火葬納骨を行った今日は雨風強く吐く息が白い最高に寒い日だ

まさしく冬の始まりのような寒さ

なんという天気なのだ

 

外に出れば手足が即座に冷え切ってしまうし、お寺は芯まで冷える

納骨の時には雨脚が強まる始末

 

あまりのひどさに納骨の記憶がほとんど無い

 

母はそれを見ていただろうか

桜が散ってゆく

 

 

例年よりも早く、青森の桜は満開になった

咲いたな、と思うと駆け足で満開までいってしまった

 

咲いたと思ったのは、痛み止めが強くなりそれに伴って出てきた幻覚や虚言などが落ち着き、代わりに呼吸が苦しくなって意識も半ば無いような状態になった日だった

満開になった日は旅立った日

母も桜も、駆け足すぎた

 

本当につい1週間前まで母は意識もあったしちゃんと話せていたのだ

痛みが少し強く、吐き気も強くなったかと思ったらあっというまだ

わたしはあの時、こんなふうに逝くとは想像もしていなくて、また明日があると信じていた

 

だから、何も話せないままに終わってしまった

 

 

 

 

桜も散り始めだ

母の写真が出来上がってきた

 

桜色の着物を選んだのは、この季節に逝ったことと、桜を見れば思い出せるようにとの願い

 

それは、わたしが敬愛してやまない村山由佳さんの『天使の卵』での歩太を思い出す

春妃と出会って別れた季節

 

わたしも桜をそんな気持ちで見上げるのだろうか