頭痛 | この『道』で生きる 

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鍼灸指圧の治療院Sweep 院長のブログ 


頭痛
頭痛とは
 
 頭痛は頭部に痛みが発生した状態をいい
大別すると、器質的な疾患の発生と共に二次的に起こる二次性頭痛と
器質的異常はないが慢性的に反復して起きる一次性頭痛に分けられます
二次性頭痛の要因となる器質的疾患には、髄膜炎、脳腫瘍、くも膜下出血などがあり
痛みが突発的且つ激しいのが特徴です
緊急を要する場合がほとんどで、鍼灸治療は不適応です。
 したがってここでは鍼灸治療が効果を発揮する、一次性の頭痛についてしるします。

 一次性の頭痛には緊張型頭痛、偏頭痛、群発などがあります。
緊張型頭痛は頭部が締め付けられるような痛みが左右両側に現れるのが特徴で、精神的・肉体的ストレスが原因です。簡単に言うと頭部及び頚肩部のコリが原因です。
偏頭痛は左右どちらかの片側に発作性に脈打つような痛みが特徴で、数分から数時間続きます。随伴症状として悪心、嘔吐、音過敏、光過敏があり、前駆症状としての閃輝暗点が有名です。原因としては、脳内セロトニンの低下が関係していると言われています。これは線維筋痛症とも関係します。
群発頭痛は、比較的若い男性に多く発症し、眼の周囲から側頭部にかけて片側に起こります。数分から1・2時間の発作性の痛みが毎日決まった時間に起こり、眼の充血、鼻閉、流涙などもともないます。


頭痛の鍼灸治療と効果

 緊張型頭痛、偏頭痛、群発頭痛、共通して頭部から頚肩部にかけてのコリに施術します。鍼灸によりコリを緩和することで痛みはだいぶ弱まります。
 また知覚神経の過敏も考えられるので手や足の経絡の中からふさわしいツボに施術し、ストレスの緩和を目的とした全身治療を行います。
 効果として、痛みの低下はほとんどの場合すぐに実感でき、難治性の偏頭痛も継続的治療によって良くなっていきます。


頭痛の予防

 本当に頭痛とさよならするためには生活習慣の改善がかかせません
睡眠の質や日々のストレスを見直し、飲酒・喫煙・コーヒー等の採りすぎには注意しましょう。



鍼灸指圧 Sweep

http://sweep.ygr.jp